医療通訳者育英会
ベトナム人・介護人材養成事業について
日本における介護人材の現状
日本では人口の約30%が超高齢化社会となりつつあります。
その中で、介護人材の確保は年々難しく、絶えず人材不足に悩まされているのが現状です。
近年、日本の若い人材は、労働力の売り手市場と重なり介護の現場への就職は避けられていて、介護現場で働く人材は少なくなり、
介護人材も高齢化しています。
知識の杜・介護人材育成私塾開校の目的
「知識の杜」では、医療通訳者育英会の下部組織として
ベトナム・ダナン市で、介護人材育成の為の、私塾を開校します。
日本語レベル、N3以上の人材を育成して、介護のノウハウ、
日本の生活習慣などを、授業料を無料で教育してまいります。
様々な、組織、団体と連携して、ベトナムから来日してからも
定期的に、情報交換の場を作り、日・越の相互理解と友好関係を図り
ベトナムへ帰国してからも、日本で身に付けたノウハウと日本の良さを
伝えてもらえるような、人材育成を行います。
現在日本各地で、一部社会問題化している、教育実習生の名を借りた
安い労働力確保の為、過酷な労働環境で働き、日本に対して悪い印象を持って帰国し、日本の評判を落としているような状況があります。
この様な、負のスパイラルが出来ないように、ベトナムサイドとの連携を
密にして、日・越の絆を深めたいと思います。
そして
日本の介護現場で、若い人材にサポートして頂き、日本経済の牽引役であった
高齢者が、老後のQOLを高めた生活を送れるような介護の場になればと
願います。