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        BIS論壇№.484『BIS忘れ得ぬ出会い-3』中川十郎 25年6月8日

        1990年10月フランス・パリで開催の国際情報会議で『情報は相手に提供しても、なくならない、むしろ相手からも情報提供あり、「情報逓増」の原理が働く』との中川理論を紹介した。一番前の席で傍聴しておられた初老の紳士から、「自分はスエ―デン・ルンド大学でビジネスインテリジェンスを担当しているものだ。この情報逓増理論をルンド大学でもう少し詳しく講義してほしい」と要請があった。翌年4月ルンド大学での講演が実現した。この教授はビジネスインテリジェンス研究の世界的権威者のステバン・デジエル教授であった。このご縁で同教授には中国、香港、クロアチア、オーストラリア、チリ大学などでの講演者として筆者を紹介いただく幸運に恵まれた。

        1991年7月の同博士80歳記念出版“The Intelligence Corporation~The privatization of intelligence~Taylor Graham, London に寄稿を頼まれ、”Intelligence, Trade and Industry”と題して、日本総合商社の世界市場での情報収集、活用戦略について執筆させていただいた。デジエル博士は1992年2月12日の日本ビジネスインテリジェンス協会発足記念国際会議には高齢にも関わらず遠路スエ―デンからご参加いただき、「ヨーロツパにおける競合情報とその管理」と際し、すばらしいご講演をいただいた。筆者のBI研究の生涯の師であるデジエル博士は2004年2月94歳で生涯を閉じられた。ここに記して心からの感謝を申し述べたい。

        デジエル博士の推薦で上海と北京で中国情報関係者200人を前に1993年9月、日本総合商社の国際経済情報収集と日本ビジネスインテリジェンス協会の活動状況について講演する機会に恵まれた。その時のご縁で今日まで32年にわたり、中國競争情報協会国際顧問を委嘱されている。本件についてもデジエル博士のおかげであり、深謝している。

         

        BIS年末懇親会では決まって早稲田大学・西原春夫元総長と谷口 誠・元国連大使、OECD事務次長のご講演のあと晩餐会を開くのが常であった。西原総長には情報研究について貴重なアドバイスを賜った。またアジア法学者を結集し、アジアの平和構築に生涯をかけて尽力された。その志が実らぬうちに2023年93歳で逝去されたが、さぞかし心残りであったであろう。しかし西原総長が名誉顧問をしておられた国際アジア共同体学会会長進藤栄一・筑波大学名誉教授が目下、鋭意、アジア平和確立のための組織づくりに努力中である。西原総長の遺志が実現することを期待する次第である。

        谷口 誠 大使とは同大使が創設された「北東アジア研究ネットワーク」の理事を長年仰せつかっており、かつまた大使がNY国連大使時代、たまたま筆者もNY駐在で、かつ筆者の上司二人が一橋大学出身の同窓であった関係もあり、ことのほか目を掛けていただいた。20年以上にわたりBIS名誉顧問として毎回BIS会議で講演ご挨拶を頂いた。その谷口 誠 大使も2024年1月急逝された。在りし日をしのび、心から感謝とご冥福を祈りたい。

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