◆◇◆ 本郷孔洋のビジネスの眼 vol.389 ◆◇◆ ===========================================
わらしべ長者
アメリカでは成功した人が公共施設に巨額の寄付をし、
自分の名前を冠してもらうことがある。
ある大学でこけら落としが挙行され、
図書館建設のために莫大な援助をした実業家が
大勢の学生を前にして来賓として記念講演をした。
「みなさん、これからいかにしてわたしが
巨万の富を築き上げたかをお話ししたいと思います。
十七歳のとき、道ばたでリンゴを一個拾いました。
そこでそのリンゴをきれいに磨き上げて売りました。
手に入れた金で新たにリンゴを二つ買いました。
そしてまたその二つのリンゴを売って、
手に入れた金で四つのリンゴを買いました。
こうして二週間後にはリンゴを入れるかごも買うことが
できました。
こんなふうに粒々辛苦して半年後には
リンゴを運ぶための小さな車を買うことができました。
そしてこの時です。
わたしの祖父が突然この世を去り、
数億ドルの遺産がわたしに転がり込んできたのです」
(ジョーク集より)
◆ 大航海時代の到来?
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1.どうも、16世紀の大航海時代の再来のような気がします。
その頃は、「植」民地を求めた大航海でした。
今は、さだめし、「食」や「職」を求めて?
LCCは、バス代わり?です。
成田–台北 6,750円(ネットより)ですものね。
2.するとビジネスは?
来る人を短期移民と考えますと、様々なビジネスが成り立ち
ます。
大袈裟ですが、大航海時代のビジネスは、
単純な宿泊だけではなく、生活関連ビジネス、衣食住
全部関係します。
しかも、大都会だけでなく、地方にも十分商機があります。
3.短期移民はGDPを増やす
日本の移民政策は、多分無理でしょうから、せめて、
インバウンドの「短期移民」(『新・観光立国論』 デービッド・アトキンソン著)を 増やしますと、GDPがあがります。
個人的には、インバウンドは短期移民、そして、
アウトバウンドは、越境ECではないでしょうか?
私の話はあてになりませんが(笑)
ほんごうでした