今週のお薦め作品 CDで楽しめる2作品と隣県でも観たい映画
ご無沙汰しています。
コロナウィルスの第4波で、首都圏の映画館は5月11日までお休みです。幸いにして私の住んでいる横浜は映画館がオープンしていますが、新作公開が延期になったりして観る映画が限られています。
その中で連休後半にCD鑑賞するお勧め作品を紹介します。
2月中旬公開作なので、レンタルショップにない可能性もあります。
最初に「私は確信する」です。フランスで注目された未解決事件ヴィ
ギエ事件を映画化。ヴィギエ事件とは38歳の女性スザンヌ・ヴィキ
エが3人の子供を残して失踪した事件です。警察は大学教授の夫を
殺人犯として逮捕、一審は無罪になるも検察は面子を懸けて有罪へ
と追い込もうとする。本作の最高の見せ場は、ラストの弁護士の最終
弁論。迫力は圧巻で法廷映画の名シーンです。
次に「ベイビーティース」は余命僅かな少女が偶然出会った不良少女
に恋をして、成長していく物語。不良少年モーゼス役のトビー・ウォ
レスは本作でヴェネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ
賞(最優秀新人賞)を獲得し、監督のシャノン・マーフィーもサンパ
ウロ国際映画祭とパームスプリング ス国際映画祭で新人監督賞(今
までは舞台演出と短編映画しか実績がなく、本作が長編第1作)を
受賞し、Vaiiety誌の2020年の注目すべき10人の監督に選ばれ、作
品としてもトランシルヴァニア国際映画祭とブリュッセル国際映画
祭でグランプリを獲得している。話題の尽きない映画です。
大画面で映画を見たい方は、神奈川県まで足を運んでも損をしない
作品として、「るろうに剣心最終章TheFinal」をお勧めします。
迫力とスピードのある殺陣のアクションエンターテイメントが楽し
めます。