◆◇◆ 本郷孔洋のビジネスの眼 vol.612 ◆◇◆
CxOの時代(2021年12月23日)
1.ビジネスパートナーを増やす
CxOは、ビジネスパートナーで経営戦略実行の一翼を担います。
従来の部門長とは違います。
CEO COO CFO などのイメージが強いので、
大企業だけと思いがちですが、
私は、規模に問わず採用した方がいいと思っております。
中小は、社長が各CxOを兼務し、規模に応じて他の専門スキルを持った人を指名すれば良いのではないでしょうか?
2.例えば、CHRO
通常、人事部長はいても、人事戦略を立案し、
実行させるCHRO(最高人事責任者)が不在です。
ある会社ですが、「人事部はあっても人事戦略」がない。
こう気づいたんですね。
そこで、経営戦略にマッチした人事戦略を実行できる人を
採用して、CHROを作り、成功した例もあります。
ほんごうでした。
付け足しです。
ジョン「パパ。ひとつ聞いてもいい?」
パパ 「なんだい」
ジョン「国の仕組みってどうなってるの?」
パパ 「いい質問だ。よし。うちの家族を例にとってみよう。
パパはお金を稼ぐから“経営者”だ。
ママは家計を管理してるから“政府”だ。
そして、パパとママに面倒を見てもらっているお前は
“国民”だね。
ウチで働いているメイドのミニーは“労働者”だ。
赤ちゃんは・・・そう、“未来”だね。
国の仕組みってこんな感じだよ」
ジョン「うーん。よく分からないや。今夜、よく考えてみるよ」
その夜、赤ん坊がおもらしをして、ひどく泣いていた。
ジョンは両親に知らせようと寝室に行ったが、
ママが熟睡していただけだった。
そこで、メイドの部屋に行った彼は、
ドアの隙間からパパとミニーがベッドの上で夢中に
なっているのを見た。
「パパ!」と何度も声をかけたがまったく気づいて
もらえない。
しかたなく、ジョンは自分の部屋に戻って寝てしまった。
次の朝・・・。
ジョン「やっと国の仕組みって分かったんだ」
パパ 「ほう。えらいな。どれ、説明してごらん」
ジョン「ええとね。“経営者”が“労働者”をやっつけている間、
“政府”は眠りこけているんだ。そして、
“国民”の声は完全に無視されて、
“未来”はクソまみれなんだよ」