Vol.267 2022/01/07
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浜田かずゆき の
『ぶっちゃけ話はここだけで』
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マレーシアでは“ルックイースト”40周年を記念し蔦屋書店がオープン!
ぶっちゃけ、マレーシアの経済発展をけん引したマハティール元首相ですが、昨年末、緊急入院していたものの、12月23日、無事退院されました。
何しろ、御年96歳です。
マレーシアでは与野党問わず、多くの国民がホッとしたに違いありません。
2度に渡る首相在任期間は24年に及び、マレーシアにおける政治のトップとして最長記録を誇っています。
そのマハティール元首相が在任中、最も力を入れた政策が「ルックイースト」、すなわち、「日本に学べ」というものでした。
日本人の勤労精神や進んだ技術を吸収し、マレーシアの発展の土台にしようという政策の下、2万6000人を超える若者が日本にて研修を受けたものです。
彼ら、彼女らは帰国後、日本で学んだ教訓を自国の国造りに活かしてきました。
マハティール元首相がそうした号令をかけてから、2022年2月で、40年が経ちます。
この間、両国の経済、文化面での交流は急拡大を遂げました。
そうしたつながりを一層発展させようと、近く日本最大の書店
チェーンの「蔦屋」がクアラルンプールにオープンします。
地元では「書店革命の到来」との期待が高まっているようです。
というのも、蔦屋書店は日本のみならず、中国、台湾を含め1400店舗を超える存在感を誇っていますが、単に本を売るのではなく、日本のポップカルチャーを味わえる店づくりが評判を勝ち取っているからでしょう。
新たにマレーシアで開店するお店でも、本選びのお助け役となるコンシェルジェを配置し、顧客サービスの質を高めるといいます。
日本と同じように、カフェも併設されますが、豊富な文房具の品揃えに加え、店内にはアート作品を飾り、香りを通じて来客者のイマジネーションを刺激するなど、様々な工夫を凝らしているようです。
家族連れでも子供だけでも、本との触れ合いに限らず、文化、
芸術への興味や関心を育もうという意気込みが感じられます。
日本では活字離れが問題視される中、書店の数は減る一方です。
しかし、書店のあり様そのものが問われているのではないでしょうか。
その意味では「カルチャー・コンビニエンス・クラブ」が進める「蔦屋書店」の「文化の情報発信基地」としての事業展開は内外から大きく注目を集めています。
ぶっちゃけ、マハティール元首相も退院後の最初の外出先リストに蔦屋書店を入れているに違いありません。
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