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        奥 義久の映画鑑賞記

        2022年10月

         

        *私自身の評価を☆にしました。☆5つが満点です。(★は☆の1/2)

         

        2022/10/01「1950 鋼の第7中隊」☆☆☆★

        1950年朝鮮半島の覇権を争った韓国と北朝鮮、韓国にはマッカーサー元帥率いる国連軍、北朝鮮には中国軍が支援した。本作は中国からの視点で長津湖の闘いを描いている。監督は中国を代表するチェン・カイコー、ツイ・ハーク、ダンテ・ラムの3人がパートを分けて共同監督を務めた。戦闘シーンの迫力もアメリカ映画の負けない出来で戦争スペクタルの傑作が誕生した。

         

        ダウントン・アビー 新たなる時代へ」☆☆☆★

        英国の傑作TVドラマの映画版第2弾。今回は伯爵家の大邸宅を映画に使用する騒動と先代伯爵夫人バイオレットが南仏の別荘を相続することが起き、事の真相究明に当主ロバート卿が南仏に向かう。二つの出来事を契機にダウントンの人々の新しい時代の幕開けが始まる。同時に先代当主バイオレットの時代の終わりを告げる。出演はバイオレットに扮する名優マギー・スミスをはじめ、TVシリーズのレギュラー陣、ゲストは南仏の先代公爵夫人役にナタリー・パイ、映画監督にヒュー・ダンシー、映画俳優ガイにドミニク・ウェスト、女優マナーにローラ・ハドックが扮して共演している。

         

        2022/10/08「ソングバード」☆☆★

        新型コロナウィルス以上の致死率56%の恐怖の世界を「アルマゲドン」のマイケル・ベイがプロデュースしたパンデミック・スリラー。

        物語は免疫を持つ青年ニコがクラスター発生のマンションで暮らす恋人サラが隔離キャンプに送られる事を阻止しようと活動する。ニコ役KJ・アパ、サラ役ソフィア・カーソンは無名だが、共演者として「ゴースト/ニューヨークの幻」のヒロイン役を演じたデミ・ムーアが重要な役割で顔をみせている。30年前の美貌はないが存在感は健在だ。マイケル・ベイ作品としてはお粗末な出来だがデミ・ムーアを見れただけで良しとしたい。

         

        2022/10/10「ザ・コントラクター」☆☆☆

        「ジョン・ウィック」シリーズはスタッフの作品ということだが、期待外れの作品。元特殊部隊の請負人(コントラクター)が陰謀に巻き込まれて命を狙われる。解決のために陰謀の黒幕を倒す闘いが始まる。主人公ジェームスにクリス・パイン、相棒役にベン・フォスター、民間軍事組織のリーダーにキーファー・サザーランドが演じている。いい役者を揃えながら今一の仕上がりは、脚本の出来と中途半端のアクションにある。

         

        プリンセス・ダイアナ」☆☆☆★

        ダイアナ妃没後25年、エリザベス二世が亡くなり、チャールズ皇太子が国王となった。このタイミングでダイアナ妃の結婚から交通事故までの17年間のドキュメンタリーの公開はグットタイミングといえる。さらに来週からダイアナ妃を主人公とした「スペンサー ダイアナの決意」が公開される。本作は王室を舞台にした愛・悲劇・裏切り・復讐はまさしくドラマの世界といえる。ドキュメンタリー映画だが王家の確執のドラマを見ているようだ。

         

        2022/10/14「スペンサー ダイアナの決意」☆☆☆☆★

        英国ロイヤルファミリーのクリスマスはエリザベス女王の私邸サンドリンガムで過すのが恒例となっている。1991年のクリスマスは例年と違う雰囲気があった。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の不仲は修正がきかない状態でさまざまな憶測が飛び交っていた。その中で過す3日間のダイアナの心中、そして決意に至る姿を描いた作品。2週間前に公開されたダイアナ妃のドキュメンタリー映画と併せて見るとダイアナ妃の苦悩がより鮮明に理解出来る。

        ダイアナ妃を演じるのは「トワイライト」シリーズで人気スターとなったクリステン・スチュワート。ダイアナ妃のアクセント、眼差し、立ち振る舞いを研究し、内面の苦悩を表現した一生一代ともいえる名演技で本年アカデミー主演女優賞にノミネートされた。サリー・ホーキンス、ジャック・ファーシング、ティモシー・スポールらの実力派俳優が共演している。クリステンの名演技を見るだけでも価値ある作品であり、今秋のベスト映画として推薦したい。

         

        2022/10/15「耳をすませば」☆☆☆

        1989年に少女まんが雑誌連載、1995年アニメーション映画公開の青春人気漫画が実写化。10年後の世界をあらたに描いている。演技派女優の清野菜名と松坂桃李が10年後の月島雫と天沢聖司を演じている。読書好きの雫と聖司が知り合い淡い恋心を抱き始めたが夢の実現のため聖司はイタリアに旅立つ。10年後聖司はイタリアで新進のチェロリストとして活躍、雫は小説家を目指しているものの結果が出ていなかった。仕事にも行き詰った雫は自分を見つめ直すため聖司の住むイタリアに向かう。夢を求めることと遠距離恋愛の難しさに悩む雫の難役を清野菜名が好演。青春映画の面白さが実感出来る作品。

         

        2022/10/23「線は、僕を描く」☆☆☆★

        「ちはやふる」のSTAFFの最新作は水墨画の世界を舞台にした喪失と再生の物語。家族を失い生きる意味を見失っていた大学生の青山霜介はバイト先で運命的出会いをする。水墨画の巨匠湖山に声をかけられて水墨画を学び始める。白と黒だけで表現される世界を通して霜介の世界が変わる。霜介に横浜流星、水墨画の大家・篠田湖山に三浦友和、その孫娘で姉弟子に清原果耶、兄弟子に江口洋介が扮している。水墨画の素晴らしさを感じながら人間再生のヒューマンドラマが楽しめる。

         

        2022/10/25「アフター・ヤン」☆☆☆☆

         

        近未来を舞台に描く家族愛の物語。ジェイクは妻カミラと養女ミカの3人家族にAIロボットのヤンがいる。ミカにとっては本当の兄のような存在だったが故障によりヤンが動かなくなる。メモリーカードに写された映像は、家族を思いやるヤンの思い出でヤンの生きた証しであった。ジェイクはヤンの記憶をたどり、ヤンの足跡を追い、ヤンの世界と向き合っていく。ジェイク役は名優コリン・ファレルが演じている。美しいポエムのような映画である。

         

        2022/10/28「七人の秘書 THE MOVIE」☆☆☆

        TVの大人気シリーズの映画化。映画化だけにスケールアップし、舞台も信州の山奥。信州一帯を支配する九十九一族の陰謀を七人の秘書の活躍で防ぐ。七人の秘書にはTVシリーズのレギュラー陣。ゲストメンバーは玉木宏、笑福亭鶴瓶、吉瀬美智子、濱田岳らが共演している。TV同様に理屈抜きに楽しめる。

         

        2022/10/29「警官の血」☆☆☆★

        佐々木譲原作「警官の血」が韓国で映画化。警察組織の裏側を描いたノンストップアクション・エンターテインメントで観客を引き付ける作品に仕上がっている。韓国では本年度の興行収入第1位を記録した事も納得の出来。

         

        アムステルダム」☆☆☆☆

        デヴィッド・O・ラッセル監督が実話に基づくクライム・サスペンス映画を作った。1930年代のニューヨークを舞台に殺人容疑者になった3人が事件の真相を求めていく。主人公3人にクリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンが扮しており、これに絡むのがロバート・デ・二―ロ、ラミ・マレック、テイラー・スウィフト、ゾーイ・サルダナ、クリス・ロックらの豪華スターが競演。さすがにラッセル監督であり、このメンバーなら映画ファン必見の作品といえる。

        制作協力企業

        • ACデザイン
        • 日本クラシックソムリエ協会
        • 草隆社
        •                 AOILO株式会社

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