2023年2月12日
今週の所感
村田光平(元駐スイス大使)
2月10日・母なる大地の「悲鳴」を前にしての所感
地震、森林火災、竜巻等々の天災の激甚化で母なる大地が悲鳴を上げているとも見做し得る状況下で、原子力ムラは経済優先で横車を押し続けております。
市民社会は東京五輪が福島原発事故の教訓を全く無視したことを重大視しております。
人力では如何ともしがたい現状を前にして、権力とは無縁の市民社会は哲学に希望のよすがを求めております。
哲学の教えの三原則は、地球と人類を守る天地の摂理、
不道徳の永続を許さない歴史の法則、そして悪事を見逃がさず天罰を下す老子の天網です。
不道徳の永続を許さない歴史の法則は遂に原発回帰、軍国主義復活の動きを源泉においてたたき出したと見られ出しております。
日本の歴史的使命とされる核廃絶が落ちいっているマンネリ打破は急務です。
市民社会の一角から「脱原発を核廃絶に不可欠の前提として新たに位置付けること」が提案されております。
この提案は放射能の危険性を忘れさせようとする動きへの対策としても不可欠と言えます。
皆様の御理解と御支援をお願い申し上げます。
2月8日・自然エネルギーによる電力」
私が顧問を務める日本ビジネスインテリジェンス協会の中川十郎会長より興味深い情報が寄せられましたので共有させて頂きます(こちら)。
http://kurionet.web.fc2.com/bis20230201.html
この情報から得られた所感は政府が今やるべきことは
1)再生可能エネルギー推進に最善を尽くすこと
2)送電線の整備を緊急に行うことの2点です。
不道徳の永続を赦さない歴史の法則は罪深い原発回帰についてその明白な源泉を絶つ挙に出始めたのではないかと見ております。
地震、森林火災等々地球規模の母なる大地の警告は厳しさを増す一方です。