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        顛倒夢想(てんどうむそう)        令和五年卯月

         

        ヒトの身体は原子10の28乗個の小宇宙。たかだか数百万個程度の言語で頭を悩ますより、大宇宙の波動を感じよう。見えるニュースと見えない裏話があってはじめて社会が観える。ここでは、裏話を書きますが、裏は公表されません。曇り空の雨傘と考え、ガセネタ容赦でお読み下さい。     “うらをみせおもてをみせてちるもみじ” 大愚良寛

        薄っぺらい言葉が、タメ口で拡散している現代、何を信じて良いかわかりません。こんな時に “廓然無聖” という言葉に出会いました。坐禅を伝えた達磨太子の言葉で、“大自然から見ると聖人も凡人もない”という二元論全否定の言葉です。そこで大自然からみて、邪念のない経済を   大自然経済論”と呼んで、私のつぶやきの鑑(かがみ)にしています。 

           

        砂漠への道

         私はコンピュータの能力が人間を超えるといわれるシンギュラリティを”自己淘汰“

        と訳しています。自然淘汰は大自然の摂理によって進化に遅れ、消滅することですが、自己淘汰は人類が人類を破滅させることです。エジソン以降電気の使用量は鰻登り。現在も伸び続けています。エジソン以前数万年、電気がなくても暮らしてきました。並行して産業革命以降鰻登りが始まったエネルギー使用量も上昇が加速しています。自己淘汰が始まるのは皮肉なもので、先進国からです。チャットG P Tに浮かれているあなた、あなたからです。核誘導弾、ドローン兵器、人工衛星兵器を競い、第三次世界大戦に向かっている国、貴国からです。文字を持たぬ民族、コンピュータ未使用の国民よ、あなたがたはセーフです。なぜなら、文字を持たなかった縄文時代は12000年も殺戮の跡がない。和人が侵攻しなかったアイヌも同様です。文字を持たぬ人類は大自然の流れ(ゾーエー(カムイ))に順応し、手作りの事物(ビオス)を交換しあう、お互い様の社会を作っていました。インターネット社会になってからは言語の混交社会になり、人肌感が消えました。たかだか数百万語の言語を小さい脳で絡みつきあい、科学だ、金融だと騒いでいます。お天道様は肩をすくめており、やがて先進的大都市は荒廃し、倒壊が始まると3000年で砂漠になります。なぜなら東京を考えましょう。東京は路地の隅まで100%舗装され、下の地面のバクテリアは死滅し、水分もなく砂地が広がり出しています。ナイルも黄河もインダスも、かっては巨大都市があった。

        今は砂漠です。3000年後の子供たちは古代史でトウキョウを知るでしょう。人類学者のストロースはこう述べている。「文明の思考とは、計画的に集められた材料と道具によって仕事をしていく技術的思考であるが、野生の思考は、あり合わせの材料と道具による器用人的思考(ブリコラージュ)である。理性より、生活の知恵と直感力に基づく思考法である」と。では、どうするか。「倫理観のある野生思考」を見直すことです。

         

        ■やっとわかったソニーの秘策

        4月27日に東京新橋で、「これからの経営を考える『未来を創るソニーのD N A』」

        という講演の機会を頂いたので、40年にわたる創業者井深大の研究を棚卸しました。

        そこで、愕然とする視点に気づき、研究を大修正しました。先日も外出困難になられた井深の元秘書のKさんに電話で確認させていただいた。短文で表すとこうなります。井深がソニーを作ったのは、大会社を目指そうとか、世界的企業になろうとかの意思は全くなかった。自分の人生を支えてくれた創造(モノづくり)に注視し、モノづくり大好きな若者を集め、「モノづくりを通して人づくり(イノベーター)」をすることでした。その人づくりの現場がソニーであり、そこを井深は「理想郷づくり」と呼びました。言い換えれば重要な経営判断は、市場制覇でも、売上でもなく、人づくりに寄与するかでした。これで、多くのソニーユニークなエピソードは説明つきます。言葉を変えると、全社員一人残らず、その個性がイキイキとしているかが井深の生きがいでした。その結果として、中小企業こそイノベータになる。サラリーマン社長ではイノベーションは無理という見解も示しました。そのD N Aの延長に現ソニーの姿がある。人づくりはいわば井深の道楽だったとも考えられます。だから生涯人づくりを楽しんだのです。今後は、誰でもどこでもイノベーションは起こせるという方法を伝承するため、謝金無用の諸国漫遊講座の旅を始めました。どうぞお声かけください。

         

        • 二宮金次郎 「積小為大」(スタートアップ)と「一円観」(差別なき世界)

        今月、東京江東区ロータリークラブのお誘いを受け、「二宮金次郎を今に生かす」という卓話をさせてもらいました。江戸末期、北関東600余村を飢餓から救い、復興させ、現在に至るまで持続的繁栄の基礎を築いた、歴史上最高の地方復興業者です。その基本は、経営資源は村民。「農作することで良民を育てる」という意味では、井深大と異口同音の経営でした。さらに、外部資本に頼らず、身の程資本で、鎌一つから田畑を育てる積小為大で、村を復興させ、さらに他村のヒントになる村から復興させ、弟子に責任を任せるなど、事業の伝承法を活用したので、多くの村の復興につながったわけで、現代の経営の見本にもなる。資金難の中で完成した映画「二宮金次郎」

        のビデオを借用し、井深伝と合わせ諸国漫遊講座に生かしたいと思います。ご関心のある方は田村まで。  

        文責 田村槙吾 tamushin1946@gmail.com

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