◆◇◆ 本郷孔洋のビジネスの眼 vol.687 ◆◇◆
賄賂
立ち会い演説会で一人の候補者が拳をあげながら
熱弁をふるっている。
「議員たちはゼネコンや航空業界や製薬会社との腐れ縁を
断ち切ろうとせず、あいかわらず賄賂を受け取りつづけている
その額たるや驚くべきものだ!」
すると一人の聴衆が叫んだ。
「いいぞ!そういう腐りきった体質にメスを入れろ!」
「そんなこと、だれが言いました?
私の願いは、当選して
私もまたその恩恵に浴したいということです!」
(ジョーク集より)
引き算の発想(2023年10月26日)
1.余計なことはやらない
ついついトップは、思いつきで現場を疲弊させます。
長年の習性で、ついつい足し算のことしか思いつきません。
昨今のインフレ下で、コストアップ環境にある中、
「引き算の発想」もトップの重要な決断です。
もちろん「損益分岐点を下げる効果」もあります。
2.品揃えの削減、営業時間の短縮等
直しますと、結構無駄があり、現場を疲弊させることが
山ほどあります。
まさに「足し算経営が生む負の連鎖」です。
(『NIKKEI BUSINESS』 2023/09/04)
3.削りすぎてもいけない
昔、たまねぎ経営と揶揄された大手がありました。
「皮を剥いていったら、なにも無かった。」
ほんごうでした。