◆◇◆ 本郷孔洋のビジネスの眼 vol.741 ◆◇◆
残念な夢
ある青年が精神科医に相談した。
「先生、ぼくは毎晩おなじ夢を見るんです。」
「どんな夢かね。」
「金髪の女や褐色の髪の女や赤毛の女たちがぼくに近づいて来て、
接吻し、ぼくを愛撫してくれるんです。」
「すばらしい夢じゃないか。それから?」
「それから、ぼくはいつも彼女たちを押しのけてしまうんです。」
「それでわたしにどうしてくれと言うのかね。」
「ぼくの手が縛られている夢を見させてください。」
(ジョーク集より)
ザイン、ゾルレン(2025年3月6日)
1.現場発想だけでは、乗り切れない。
日本が長期間低迷した理由に、
日本人の帰納法的アプローチ(現場発想)を指摘する人もいます。
それが、演繹発想の欧米に水をあけられた要因という記事を
読んだことがあります。
2.事実(存在)を積み重ねても当為命題は導かれない。
現実の積み重ねだけでは、今の時代、答えがでません。
昔、学生の時代に、エラそうに、
sein(ザイン)(現実)とsollen(ゾルレン)(理想)で、
口角泡を飛ばした時代を思い出しました。
成長戦略にはゾルレン的発想が、不可欠かな?
ほんごうでした。