┏━2025年5月━━
┃☆☆☆ 国際資産税ニュース特別版 ★
┃★★ 友香先生のハワイ通信 ☆☆
┃☆ vol.29 ★★★
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 辻・本郷 税理士法人
アメリカ・ハワイ州における国際税務や遺産相続について
現地在住の弁護士が具体的な事例をご紹介します。
┏★ タイムシェアはプロベートの対象になるか
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【1】はじめに
一般的に、土地、家、コンドミニアムなどを含むあらゆる種類の不動産は、
プロベートの対象になります。
タイムシェアは全てが「不動産」の部類に該当するわけではなく、「動産」の
部類に該当することもありますが、いかなる種類のタイムシェアであっても、
通常はプロベートの対象になってしまいます。
【2】タイムシェアの利点と落とし穴
タイムシェアの利点の一つは、比較的安価で購入できることです。そのため、
ハワイ等の「夢のリゾート」にて、「バケーション・ホーム」を所有することを
可能にします。
しかし、タイムシェアは「不動産」または「動産」のどちらの部類に振り分け
られているのかに関わらず、所有者の死後、プロベートの対象になってしまう
ため、追加的な弁護士費用や、プロベートを完了させるために時間がかかったりする可能性があります。
【3】タイムシェアのプロベートを回避するための相続計画
タイムシェアのプロベートを回避するため、事前計画を立てることも可能です。
ハワイでは通常、タイムシェアは所有者が完全に不動産を所有する形態の
Fee Simple Property(完全所有不動産権)ではないため、タイムシェアに対し、
Transfer on Death Deed(死因贈与契約)を作成することは困難です。
しかし、トラストを作成することは可能であり、タイムシェアをそのトラストの中に譲渡することはできます。遺言書も作成することはできますが、遺言書はプロベートの対象となってしまいます。
タイムシェアに対し、きちんとしたエステート・プランニングをする手段は
比較的少ないため、タイムシェアにおいては、生前売却してしまう、または
新たに購入したりする前に、慎重に検討する方が良いかもしれません。
【4】まとめ
タイムシェアはプロベートの対象にもなる、特殊な不動産形態であるため、
所有している場合は、エステート・プランニング等について、弁護士に相談する
ことをお勧めします。
【執筆者】===========================================
本郷 友香(ほんごう ゆか)
TH弁護士法人パートナー 米国弁護士
プロベートやTransfer on Death Deed等を含む、
遺産相続に関するサービスを提供しています。
また、ハワイ州でのキャプティブ保険会社の設立や、
設立後の維持管理等を含むサービスも提供しています。
MAIL:info@hongolaw.com WEB:Hongo Law Office 本郷法律事務所
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