今週のお薦め作品
3月13日公開「ミッドサマー ディレクターズカット版」
前回の推薦作品欄で記載した2月21日公開「ミッドサマー」の評価を下記のように書きました。
先週公開作の時に推薦作を書きませんでしたが「ミッドサマー」が面白い。口コミで観客動員が増えているという。物語は90年に一度スウェーデンの奥地で開かれる祝祭、楽園のような素晴らしい世界の祝祭が始まると狂気の世界へと変貌していく。全シーンが結末に結びつくような繊細な脚本の素晴らしさに見ごたえがあるサスペンスである。私自身がこの1本として推薦するならば「ミッドサマー」を選択する。
この作品のディレクターズカット版が3月13日に公開された。未公開映像を挿入して3時間近い長編作となった。挿入シーンについては映画鑑賞記に記載しましたので、ここではネタバレになるので記入しません。挿入場面が増えたことによるメリットは物語の不透明な部分がわかりやすくなったということ。現在両方の作品が上映中だが、ディレクターズカット版を勧めたい。この編集により☆☆☆☆☆の満点評価としたい。個人的にはカンヌ映画祭のパルムドール受賞作「パラサイト」審査員賞の「レ・ミゼラブル」より高評価を与えたい映画なので、ぜひもて欲しいです。