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        Vol.179 2020/02/07

         

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        浜田かずゆき の

        『ぶっちゃけ話はここだけで』         

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        新型コロナウィルスは新たな生物化学兵器の可能性も

         

         

        ぶっちゃけ、今回の新型コロナウィルスの発生と拡大には

        不可思議な点が多すぎる。

        いくら中国人が野生動物の肉を好んで食べるからといって、

        SARSを上回る勢いでウィルスが変異を繰り返すことはあり得ない。

         

        コウモリやヘビなどが病原菌をもたらしたというが、本当だろうか?

        アメリカのヒューストン大学のピーター・リー博士曰く「中国では毎年、1000万頭の単位で犬や猫が食されている。

        多くは家庭用のペットが盗まれ、業者が買い取り、食肉用に販売されている。

        広東省が中心だが、中国全土で1億3000万頭が売買されている」。

        こうした説明を聞くと、「確かにそうかも知れない」と思うだろう。

        なぜなら、野生動物を調理、加工する際には大量の血が流れ、

        そうした血が付近の川や池、時には井戸を汚染することになるからだ。

         

        また、店先で処理される動物が暴れたり、唾液をまき散らすような場面に遭遇する子供たちが大勢いることも想像に難くない。

        武漢の海鮮市場も衛生状態は極めて劣悪であった。

        とはいえ、野生の動物が病原菌の発生源とは特定されていない。

         

        というのは、武漢は中国最長の揚子江の中心に位置するのだが、近年、上流に建設された三峡ダムの影響もあってか、揚子江で水揚げされる魚介類に異常が見られるようになっていたからだ。

         

        こうした揚子江の魚を料理したり食した人々が次々に体調を崩し、入院する騒ぎが起こったのである。

        入院患者の血液を検査した結果、コロナウィルスであることが

        確認された。

        そのため、中国政府は揚子江一帯の6300キロに渡って、あらゆる魚介類の捕獲を禁止したのである。

        2010年のことであった。

        あれからほぼ10年経って、武漢では再び大きな健康被害が発生しているわけだ。

         

        要は、野生動物の肉だけではなく、魚介類も病気の発生源である可能性が高いのである。

        さらに言えば、今回の新型コロナウィルスに関しては、急成長を遂げる中国の脅威を封じ込める目的で、「第3国による人工的なウィルスが使われたのではないか」とまで指摘されている。

        実は、「合成生物学」という新分野の研究では、ゲノム編集技術を応用し、感染力や死亡率をエボラ出血熱やSARSより

        10倍、潜伏期間も10か月というスーパーウィルスを生み出すことができるからだ。

        こうした「生物化学兵器」の研究を行っているのはアメリカ、

        中国、ロシアである。

        アメリカ政府が自国のウィルス専門家を中国に派遣すると申し出たが、中国は「ロシアの専門家と対策を進める」といって

        アメリカの申し出を断った。

        ぶっちゃけ、ウィルス感染の脅威が深まる中で、“米中新冷戦”が起こっているようだ。

         

        ★発行元 : 浜田和幸(はまだかずゆき)

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