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        ソムリエの追言 90 

        「再発掘!スパークリングワインの魅力」

        ________________________________________

        シュワワー・・ピチピチパチ・・・

        スパークリングワインをフルートグラスに注ぐたびに、 グラスの中に泡の奏でる音楽が流れます。 スパークリングワインは耳でも楽しめるワインです。

         

        スパークリングワインのコルクを抜く時のシューっとガスの抜ける音を「天使のため息」と言うのに対し、このグラスの中で泡の弾ける音は「天使の囁き」と呼ばれているそうです。

         

         

         

        スパークリングワイン、 その特徴でもある”泡”の感触は、 味覚というよりも口の中で感じる心地良い刺激に近く この感覚が長く、そして柔らかく続くものは良いスパークリングワインだと思います。 そこにフレッシュな果実の酸味や甘み、コクが重なってきて味わいを形作る。

         

        スパークリングワインといえば すぐにシャンパーニュを連想しがちですが、 1.000円台で気軽に楽しめるのは、 シャンパーニュ以外のスパークリングワインの大きな魅力の一つです。 少し値段は上がりますが、シャンパーニュと同じ製法で作られるスパークリングワインは、 フランスではクレマンと呼ばれています。

         

        私たちは安くて美味しいスパークリングワインを見つけようと

        フランス、イタリア、スペイン、ニュージーランド、南アフリカ・・・色々と探しました。

        しかし、今のところブルゴーニュに敵う生産地は見つかっていません。

         

        「カバ」は数年前までコスト・パフォーマンスが良かったのですが、 人気が出て随分値上がりしてしまいました。 美味しいカバは、味は以前と同じでも値段が高過ぎてとても扱えません。

         

        以前、南アフリカまでワインを探しに行った時、 50種類以上の南ア産スパークリングを試飲しましたが どれも炭酸が強すぎて口の中に重曹を入れられたように刺激が強く、 柔らかい泡を味わえるものではありませんでした。

         

        現地の方に話を聞くと 南アフリカの方はサイダーやコーラが大好きで みんな小さい頃から強い炭酸を飲みなれているから これくらい刺激が強くないと物足りないのだとか。 育ってきた国や環境が違えば、味覚や好みも異なって当然ですが 日本人には中々受け入れられない泡の感覚だと思いました。

         

        またワインが”振動”に弱いというのは有名な話ですが、 特に移動などの振動に対してデリケートなのがスパークリングワインです。

         

        当店では海外から届いたスパークリングワインは、 倉庫で3ヶ月ほど休ませて炭酸が落ち着くのを待ってから出荷しています。

         

        お店で買ってきた、もしくは届いたばかりのスパークリングワインも なるべく2日ぐらい置いてから召し上がる事をお勧めします。

         

        ただし寝かせておけば美味しくなるのかと言えば、そうとも限りません。

        一部のシャンパーニュを除いて、スパークリングワインは基本的に早く飲んだ方が美味しく感じます。日本に入荷して半年から1年がピークです、2年以上経つとスパークリングワインは徐々に気が抜けて味わいは落ちてきてしまうのです。

        この辺りが在庫管理の難しいところでもあります。

         

         

        【飲み方のバリエーション】

        スパークリングワインはカクテルとしても幅広く使えます。

         

        冬はグラスに注いだスパークリングワインに生姜のリキュールをすこし加えると 体もぽかぽかのスパークリング・カクテルが簡単に作れます。

         

        私は生姜リキュールがない時には、生の生姜をささっと擦って絞り汁を入れていますが、 これも生姜の香りが立って美味しいです。

         

        道上は、スパークリングワインの上にオレンジジュースをついで、 そこにグレナディン・シロップを垂らし、最後にブランデーを少し加える・・・ というカクテルを振る舞った事もあるそうです。 昔はドン・ペリとクワントロでやっていましたが、 一度デュック・ダンリでやってみたところ意外と美味しかったとか。

         

        料理との相性も幅広く、洋食はもちろんですが 和食、特にお寿司とスパークリングワインの相性を好む方は多いようです。 当店でもワインを卸しているお寿司屋さんからは、 毎日のようにスパークリングワインの注文が入ります。

         

        寿司のシャリに感じるふわっとした甘みと スパークリングワインのほのかな甘さ、 一見甘いもの同士を合わせるようで、 結果として甘ったるくないすっきりとした味わいになるから不思議です。

         

        デザートとの相性もなかなかのもので、 以前紹介した、フルーツとワインの組合せの時にもスパークリングワインは ほとんどのフルーツと相性が良く、その万能ぶりを発揮してくれました。 バニラアイスと辛口のスパークリングワインを合わせると、 バニラの甘い香りがワインの泡と共に口に広がり上品な食後を演出します。

         

        食前酒のイメージが強いスパークリングワインですが、 食中はもちろん、デザートまで幅広く活躍してくれるのです。 ひょっとしたら泡のあるスパークリングワインに ”アワない”食事はないのかもしれません。

         

        これから年末にかけて仲間や家族で お酒を楽しむ機会も増えてくるかと思います。 そんな時にはぜひ、スパークリングワインの魅力を再発掘してみてください。 多くの場でスパークリングワインが活躍する事を思うと非常に楽しみです。

         

         

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