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        世界の最新トレンドとビジネスチャンス

        第91回

         シリコンバレーも注目!日本のロボット技術(前編)

         

        浜田和幸

         

        ウェブで読む:http://foomii.com/00096/2017120810000042809

        EPUBダウンロード:http://foomii.com/00096-43373.epub

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         世界のベンチャー企業が集まるアメリカのシリコンバレーでこのところ注目を集めているキーワードは「AI(人工知能)とロボット工学の合体」に他ならない。アマゾンもマイクロソフトもAIに特化したファンドを相次いで立ち上げた。また、世界規模でコンピュータネットワーク機器を開発するシスコシステムズはマインドメルドと呼ばれる音声認識ツールを手掛けるスタートアップを傘下に収めた。

         

         世界の大きなトレンドは人工知能を搭載したロボットがビジネスの現場でも家庭生活のあらゆる場面で活躍するということだ。

        幸い、わが国では、「鉄腕アトム」に「エイトマン」そして「ドラえもん」のお陰もあり、人型ロボットが社会に馴染んでいる。

        そうしたアニメの影響を受け、産業用ロボットの開発や実用化の分野で活躍する道を選んだ研究者やエンジニアの数では恐らく日本は世界ナンバー1と言えるに違いない。

         

         実際、自動車や電子部品、最近では医療機器や食品などの製造工場でも、ロボットの普及率はすさまじく、世界から注目を集めている。

        例えば、トヨタ自動車では生産ラインでのロボット活用は当たり前で、最近では在宅介護の分野にもロボットを導入すべく海外のAI企業を買収し、「高齢化ビジネスの切り札」にする方針を固めているとのこと。

        もちろん、自動車本来の安全性を確保するために、運転者の感情をリアルタイムで認識し、安全な運転が可能かどうかを判定するAIシステムも実用化が進んでいる。

         

         実は日本政府は2015年1月に「ロボット新戦略」を正式決定している。既に産業用ロボットの出荷額でも稼働台数でも世界1を達成した日本。

        その意味では、日本は「ロボット大国」と言っても過言ではないだろう。

        今後は、農林水産業や医療介護などの現場でも、ロボットの利活用が拡大するはずだ。

        また、近づく東京オリンピック・パラリンピックを控え、多言語対応のできるロボット運転手のタクシーが間もなく登場する予定だ。2020年にはそうしたロボットタクシーが3000台ほど投入され、外国人観光客をおもてなしするという。

         

         政府の掲げる目標では、「2020年には国内のロボット市場を2.4兆円にまで拡大する」とのこと。

        サービス業の分野でもロボットの普及率を30%まで引き上げようとの目標が掲げられている。

        長崎県のハウステンボスには、「変なホテル」というフロントやポーターまでロボットが務めるホテルが話題となっているが、ロボットを導入することで、人件費を通常の25%に抑えることに成功しているようだ。労働力不足に悩む業界には正に助っ人といえよう。

         

         今後はサービスや生産のあらゆる場面において、ロボットが人間に代わり、主役の座に躍り出る時代が間違いなく到来するはずだ。そうした「ロボット時代」の最先端を走っているのが、日本なのである。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに連動する形で、わが国では「ロボット・オリンピック」も計画されている。2018年にはプレ大会が実施され、世界中の最先端ロボットが日本に結集するはず。

        官民挙げて「ロボット新戦略」を推し進める日本とすれば、何としても成功させたいイベントである。

         

         日本がロボット大国の道を進む上で、他国にはない強みがいくつもある。第一は、これまで培ってきたモノづくりのノウハウ。少子高齢化の影響を世界で最も早く経験している日本においては、労働生産性を高めるためにも「匠の技」をロボットに学習、体得させることが期待されている。

        2020年には大企業で25%、中小企業でも10%の仕事をロボットに委ねる計画が打ち出されているほど。

         

         第二は、サービスの向上にロボットを活かすという発想である。食品分野では2020年を目標にピッキング、仕分け、検品にかかわるロボットの普及率を30%まで高めるのが目標となっている。また、介護ロボットに対する期待は高まる一方で、2020年にはこの分野でのロボットの市場は500億円に拡大することが見込まれているほど。

        トヨタ自動車が注目しているのもうなずけよう。

         第三は、インフラ、災害対応、建設、農林水産業の分野である。就業者数が減少し、高齢化の波もあり、深刻な労働力不足に陥っているわが国にとって、特に、こうした分野でのロボット労働力の導入は、待ったなしの課題であろう。政府の開発資金を活用し、新たなロボットを20種類以上導入する計画が既に進行中だ。

         民間サイドでの動きも加速する一方である。その旗振り役を果たしているのが、ソフトバンクが開発した、ヒューマノイドロボットの「ペッパー」であろう。

        愛嬌のある感情表現やコミュニケーション能力で人気を博しており、最近では至る所で目にするようになった。同社の孫正義氏によれば、「今後30年以内にIQ10000を超えるロボットが登場するに違いない」。

        平均的人間のIQは100。天才と言われる人で200である。そんな人間社会にIQ10000を超えるロボットが登場すれば、社会は前代未聞の大変革を経験することになるだろう。人類の歴史上、蒸気機関車やインターネットの比ではない事態と言えそうだ。

         孫氏に言わせれば、「人間が開発したツールが人間を超える、という人類未踏の世界が目前に迫っている」というわけである。

        そうなれば、まさに「シンギュラリティの到来」となり、あらゆる分野でロボットと人間が共存する生き方が求められることになるはず。果たして、日本人が世界に先駆けてロボットとの共生するライフスタイルを実現できるようになるのだろうか。

        アニメの世界が現実になるわけで、ワクワクすると同時に不安感にとらわれる人々もいることだろう。

         

        以下、次号「第92回」に続く!

            

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        著者:浜田和幸

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