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        Vol.137 2019/03/01

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        浜田かずゆき の
        『ぶっちゃけ話はここだけで』

         

        【今週の目次】

         

        1.国連が認定した汚職企業数で世界最悪の国はどこ?それは何とカナダ!

         

        2.米朝首脳会談を最大限に活かしてベトナム料理を世界に売り込むフック首相

         

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        1.国連が認定した汚職企業数で世界最悪の国はどこ?それは何とカナダ!

         

        ぶっちゃけ、カナダのイメージは大いにぐらついている。

         

        何もアメリカの圧力を受けて、中国の通信機器大手ファーウェイの女性副会長をトランジット中の空港で逮捕拘束したからではない。

        毎年、国連が公表している「世界汚職企業ブラックリスト」に昨年同様、最も多くのカナダ企業が認定されたからだ。

        現在、600を超える企業が国連の関連するプロジェクトへの入札から排除されている。

        それはワイロや非合法な強要など犯罪行為が見つかり、国連の専門家による調査で、企業モラルが崩壊していると認定されているからに他ならない。

         

        要するに、知的財産権を侵害したり、政府関係者に裏金を渡したりと、不正に手を染めている企業名が犯罪行為の詳細と共に世界に明らかにされているのである。

        そうしたブラック企業が世界で最も多くのさばっているのがカナダというのだから、ビックリだ。

        ワーストNO1がカナダで、117社がブラックリストに掲載された。

        ちなみに、次はアメリカで46社、その次はインドネシアで

        43社である。

        実は2012年以降、カナダは毎年、最多の違反企業を摘発されている。

        多いのはゼネコンなど建設関連企業で、国連の資金が提供されているバングラデシュなど発展途上国でのインフラに関する案件を受注する際にワイロを使ったようなケースである。

         

        それ以外にもカナダ企業のトップが自国内の大学病院の建設に絡んで多額の資金を不正に懐に入れたことが発覚したような事例もあった。

        いずれにせよ、クリーンなイメージの強いカナダであるが、

        国連の不正摘発機関からは目を付けられていることは間違いない。

        あるカナダの企業はリビアのカダフィ大佐の息子を役員に据え、同国との不正なビジネスで巨額の利益を得ていたことも発覚している。

        アメリカやカナダの政府が敵視している中国企業も確かにブラックリストに載ってはいるが、カナダやアメリカと比べれば、桁違いに少ない。

         

        また、気になる日本企業だが、東京に本社を構える企業が2社、横浜の企業が2社であった。

        計4社というのは、世界の中では最もクリーンである。

        問題はこうした国連の活動や報告書が日本ではまったく紹介されていないことである。

        最近、トランプ大統領は国連からの脱退を臭わせるような発言を繰り返している。

        臭いものには蓋をし、都合が悪くなると「フェイクニュースだ」と背を向けるアメリカの大統領。

        どうやら国連の不正摘発機関はトランプ企業にも目を付けているようだ。

        ぶっちゃけ、「火のない所に煙は立たぬ」ということで、このままでは2020年の大統領再選レースには辞退する可能性も出てきた。

         

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        2.米朝首脳会談を最大限に活かしてベトナム料理を世界に売り込むフック首相

         

        ぶっちゃけ、ベトナム料理は日本でも世界でも人気が高い。

        筆者は現在、ハノイを訪問中で、毎食、好物のフォーや春巻きを堪能中である。

        ベトナム料理ファンには嬉しい驚きだが、二回目となる米朝首脳会談がハノイで開かれる機会に、「ベトナム料理を世界No1の人気料理に格上げしよう」との試みがフック首相の肝いりで展開されていた。

        トランプ大統領と金正恩委員長が臨む食事会には、ベトナムが誇る伝統料理の達人たちが腕によりをかけたメニューを準備。

        2017年にダナンでAPECの首脳会議が開かれた際にも、自慢のベトナム料理が振る舞われ、トランプ大統領をはじめ、習近平主席やプーチン大統領も舌鼓を打ったものだ。

         

        今回は、金正恩委員長が初めてベトナムを訪れるということで、特にグルメで知られるヨーロッパ育ちの若き指導者の胃袋を堪能させるように選りすぐりの料理が用意されたという。

         

        眼玉は「ハニー・ロースト・チキン」で、「世界で最も美味しい」との枕詞付きで提供。

        そして世界から取材に訪れた3000人を超える記者やジャーナリストには無料で、食べ放題のベトナム料理が山のように提供されることになった。

        フック首相曰く「世界のメディア関係者にベトナム料理の魅力を堪能してもらいたい。美味しい上に健康的な料理を味わってもらい、世界に発信してもらおう」。

        首脳会談が開かれるハノイだけではなく、各国の報道陣にはユネスコの世界遺産に認定されている北部のハロン湾など観光スポットへのご招待ツアーが組まれ、皆大感激の模様。

         

        そして、上が上なら下も下で、ユニークなサミット絡みのビジネスが目白押しだ。

        例えば、最近人気の韓国料理店では「南北平和」と銘打った韓国式のお菓子を用意。

        フランスの植民地時代を経て、ベトナムではフランス風の料理やお菓子も人気だが、ベトナム戦争では北朝鮮からの義勇軍と共にアメリカ軍と戦ったという歴史もあり、北朝鮮に対する国民感情はすこぶる好意的だ。

        ベトナム戦争で命を落とした北朝鮮の兵士のお墓は今も丁寧に管理保存されている。

         

         

         

        ベトナム人の名前には金正恩委員長やトランプ大統領の名前と発音が近いものが多い。

        そこでそうした名前の持ち主は無料でピザがもらえるキャンペーンも展開中だ。

        例えば「ドナ・トラン」とか「キム・チョンアン」といった名前のベトナム人は大喜びしている。

        また、トランプ大統領や金正恩委員長のヘアースタイルを真似たお客もパイは無料となるとのこと。

        そうしたサミット関連キャンペーンの効果で売り上げは大いに伸びているようだ。

         

        ぶっちゃけ、庶民レベルでも米朝首脳会談を商売繁盛に繋げようとするベトナム人の商魂は実にたくましい限りである。

         

        ★発行元 : 浜田和幸(はまだかずゆき)
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