Vol.156 2019/10/04
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浜田かずゆき の
『ぶっちゃけ話はここだけで』
米中2大超大国を猛追する新興セブンパワーズ
ぶっちゃけ、このところのアメリカと中国との貿易摩擦は
収まるどころか、貿易戦争のような拡大ぶりを見せている。
その結果、日本をはじめ世界中が混乱の渦中に追い込まれて
しまった。
建国70周年を迎えた中国はアメリカに追いつき、追い越せとばかり、あらゆる手段を講じて、アメリカの牙城に攻め込んでいる。
一方のアメリカは中国脅威論にどっぷりとつかってしまい、
事あるごとに、中国敵視政策を振りかざすありさまだ。
サプライチェーンはもとよりお互いの市場が依存関係にある
現実を全く無視している。
これではお互いに自分で自分の首を絞めているようなもの。
恐らく、遅かれ早かれ、米中2大超大国といえども、
衰退への道を歩むことになるだろう。
では、現在のスーパーパワーに代わる国はどこなのか。
この問いに応えるべく、筆者は世界を訪ね歩き、
観察を重ねてきた。
その結果を新著『未来の大国』(祥伝社新書)に凝縮する形で
まとめてみた。
多くの方々にご一読願いたいが、結論を言えば、
「注目すべきは北朝鮮、ベトナム、インドネシア、イスラエル、イラン、オマーン、アフリカ連合のセブンパワーズ」となる。
日本では否定的な報道がなされがちな国々であるが、
実際、現地に足を運んでみると、日本で想像しているのとは
全く違った世界が広がっている。
しかも、経済制裁を課しているはずのアメリカの企業やNGOなど非政府機関が水面下でしっかりと食い込んでいるのである。
その典型例がトランプ大統領一家に他ならない。
北朝鮮でも、ベトナムでも、インドネシアでも、観光資源はもとより地下資源の開発に家族総出で邁進している。
「知らぬは日本のみ」といっても過言ではない。
また、中国は中国で、イスラエル、イラン、オマーン、そしてアフリカ連合に至るまで、「一帯一路」の拠点として経済的関与を深めている。
要は、これらセブンパワーズはアメリカと中国の力を巧みに利用しながら、新たなスーパーパワーへの階段を駆け上りつつあるわけだ。
気が付けば、アメリカや中国の富も影響力も低下する反面、これら7つの新興勢力が急速に豊かさと発言力を増してきている。
ぶっちゃけ、2030年、世界地図が塗り替わることは間違いない。
「そんなバカな!」と思われる方は、是非、『未来の大国』を
ご一読頂きたい。
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