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        第49回

        トランプ次期大統領から学ぶ健康長寿法

        アンチ・エイジングからリバース・エイジングへの発転転換(前編)

         

        浜田和幸

         

        ウェブで読む:http://foomii.com/00096/2017011310000036900

        EPUBダウンロード:http://foomii.com/00096-37502.epub

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         わが国は、世界に冠たる長寿大国である。確かに日本人の平均寿命は年々伸び続け、厚生労働省のデータによれば女性は90歳に手が届くほどだ。この2年ほど、世界第一位の座を香港に奪われているが、720万人の香港と1億2000万人の日本では元来比較の対象にならないだろう。

        そのため、実質的に日本が“世界一の長生き民族“と言っても過言ではない。

         

         実に喜ばしい限りであるが、この種のランキングや評価には常に落とし穴も隠されている。それは平均値の恐ろしさということである。100歳を超えても元気な高齢者がいる反面、40代、50代で過労死やストレス死に襲われる日本人も増えている。個人差の大きさにも注目する必要があることは言うまでもない。

         

         また、100歳以上の人口について日米で比較をしてみると意外な結果が見えてくる。日本は6万人ほどの「百寿者」と呼ばれる人々がいる。

        一方、アメリカには15万人ほどの「センテネリアンズ」が健在する 人口比で言えば日本はアメリカの約半分。

        とすれば、アメリカの百寿者が12万人程度であれば辻褄が合うはず。

        ところが、実際には3万人も多いのである。100歳以上の高齢者に限れば、アメリカの方が日本より圧倒的に長寿大国というわけだ

         

         アメリカといえばファーストフードの普及がすさまじく、脂肪分の取りすぎで肥満や糖尿病に苦しむ人々が多い。ところが、前述したように、人口比で見れば日本より100歳以上の高齢者が遥かに多いのはなぜだろうか。また、それ以上に注目すべきは現役で活躍中の高齢者の数はアメリカの方が多い点である。この違いはどこから生じているのだろうか。

         

         答えはアメリカで急成長遂げているアンチ・エイジングの発想にありそうだ。わが国では「抗加齢」と訳されているが、医学やナノテク技術の飛躍的進歩により、身体機能や細胞のメカニズムが遺伝子レベルまで踏み込んで科学的に分析できるようになってきた。であるならば、老化や加齢も一つの疾患と捉え、予防や治療によって克服していこうという発想が生まれたということなのである。

         

         ちなみに、「1%の大金持ちと99%の貧困層」とまで揶揄されるほど、富の格差が広がっているのがアメリカだ。そんな中、トランプ次期大統領は不動産王の名を欲しいままにする大資産家であり、しかも史上最高齢となる70歳で大統領に就任する。

        歯に衣着せぬものの言い方から行動パターンまで、年を感じさせないバイタリティーの持ち主である。生命力にも格差があることを実感させる「前代未聞の大統領の誕生」ということになりそうだ。

         

         どこまで世界最高齢の指導者として活躍することになるのか大いに見ものである。

        そんなトランプ氏は健康志向の塊で、酒やタバコはたしなまず

        もっぱらゴルフで身体を鍛えているようだ。

        また、食生活に気を使い、細胞の活性化につながる栄養分を摂取することにも人一倍熱心とのこと。

        まさに、アンチ・エイジングの代表選手とも言えるだろう。

         

         思えば、人間の体は60兆個を超える膨大な数の細胞から成り立っている。

        とはいえ、元を辿れば一つ一つの細胞は極めて小さなものである。この一つ一つの細胞のメタボリズムを飛躍的に高めることにより

        人間の運動能力や判断料を強化しようとの発想が生まれても不思議はない。

        例えば、ミトコンドリアは各細胞にパワーを与えるエネルギーの

        製造元である。

        そこで筋肉細胞の中にあるミトコンドリアの数を人工的に増やし、エネルギー効率を高めようという研究が始まった。

        アメリカ人らしい取り組みと言えるだろう。

         

         生きている間は様々なアンチ・エイジングの努力や工夫を重ね、自らの夢を実現しようと能動的に動き続けるアメリカ人。そうした好奇心をビジネスとして受けとめる環境こそが、アメリカ人の間でセンテネリアンズが増えていることの一因といえそうだ。

        倫理的な問題や宗教観の違いを別にして、不可能としか思えない夢を実現しようと国家を上げて取り組む姿勢を見せているのは

        「創造的破壊」を繰り返すアメリカのアメリカたる所以ではなかろうか。

        「そんなことはあり得ない」と既存の常識で否定してしまえば、新たな未来社会は生まれない。

         

         しかも、そんなアンチ・エイジング社会で今、新たな進化が見られる。何かと言えば、「リバース・エイジング」という発想法である。

        これは年を取ることをストップさせようとするのではなく、「自らの年齢を20歳ほど若返らせる」ことを目標としている。

         

         そのためには本人の意識に働きかけることが重要とされており、表面的にシミやしわを取り除くとかホルモン注射によって肌の張りを取り戻すとかといったアプローチとは一線を画すもの。

        この若返り運動の提唱者はハーバード大学で女性初の心理学教授となったエレン・ランガー教授である。

         

         曰く「若返りのためには医師に頼る必要はない」。

        アメリカの国家財政の重荷になっている社会保険費を減らすためにも、75歳の高齢者が55歳まで若返ってくれれば、大きなメリットが生じるというわけだ。オバマケアを軌道修正させると主張するトランプ氏にとっては心強い助っ人に他ならない。

        しかも、その方法は極めて簡単で、「一人一人の生理学的な体内時計を20年前に巻き戻すだけ」というのである。

         

         同教授によれば、「リバース・エイジングは決してSFの世界の話ではない」とのこと。

        長年にわたる実験、研究の成果をもとに彼女は一つの結論を導き出した。

        それは「現在の医学においては、病気を特定したり、その治療法を提供したりはできるが、その応用効果に関しては保証の限りではない なぜなら、患者一人一人の置かれている状況は千差万別で

        万人に共通する薬や治療法は存在しないから」ということに尽きる。

         

         要は、患者一人ひとりが自分の健康状態や精神、肉体の状況に関しては、誰よりも自信を持って判断できる立場にあるということだ  

        「医者はあくまでコンサルタントとして利用すればよい」という考えである トランプ氏の自信たっぷりぶりも頷けよう。

         

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        著者:浜田和幸

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