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        Vol.088 2018/02/09

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        浜田かずゆき の
        『ぶっちゃけ話はここだけで』

         

        【今週の目次】

         

        1. 平昌オリンピックで繰り広げられる米朝の一大政治ショー

         

        2. 91歳で亡くなったIKEA創業者の成功の秘密

         

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        1.平昌オリンピックで繰り広げられる米朝の一大政治ショー

         

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        ぶっちゃけ、2月9日から始まる平昌オリンピックは見どころ満載だ。

        例えば、韓国と北朝鮮が女子アイスホッケーの合同チームを編成している。

        とはいえ、12日間しか一緒に練習する時間がなかった。

        コーチが英語で話し、それを韓国語に訳し、更に北朝鮮の選手に分かるように通訳しなければならない。

        なぜなら、アイスホッケー用語が南北で全く違うからである。

        そのため、通常の練習より3倍以上の時間が意思疎通にかかってしまう。

        しかも、昼間の練習時間は共に過ごすのだが、宿舎は別々のため、チームとしての一体感が生まれるには至っていない。

         

        実際、これまでに行われた外国チームとの練習試合では惨敗という結果に終わっている。

        本番での踏ん張りが期待されているのだが、どこまで心を通わせことができるのか、将来の南北統一への試金石とも言われるだけに、選手もプレッシャーに苦しんでいるようだ。

        それとは別に世界が注目しているのは、アメリカのペンス副大統領の言動であろう。

        開会式に出席するため、アラスカ、東京経由で韓国入りをした。

        アラスカでは迎撃ミサイルシステムを視察し、日本滞在中は安倍総理との会談とは別に横田基地を訪問し、在韓米軍の家族を受け入れるために急いで建設された仮設住宅を確認。

        いずれも北朝鮮との軍事的衝突を念頭に置いたもの。

        冬季五輪の開会式では北朝鮮の代表団の団長を務める金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長とのナンバー2同士の会談があるのかどうか。

        もしあるとすれば、朝鮮戦争以降、最もハイレベルの米朝会談になる。

        国務省は「そのような会談は予定されていない」と言うが、ペンス副大統領もティラーソン国務長官も「どのような出会いがあるか行ってみないとわからない」と含みを持たせた発言に終始している。

        ペンス副大統領は開会式に参列する際に、北朝鮮で収監され、帰国直後に死亡したオットー・ウォーンビア君の父親を隣に座らせるとのこと。

        その狙いは先の一般教書演説でトランプ大統領が行ったことと同じで、北朝鮮の非人道的な行為を世界にアッピールすることであろう。

        北朝鮮は猛反発しているが、韓国側もアメリカの意向には同意せざるを得ない。

        ぶっちゃけ、これも双方の表向きの駆け引きのはずだ。

         

        実は、北京を舞台にした米朝の水面下での話し合いが進行しており、平昌のオリンピック会場のどこかで米朝極秘会談が開かれることは間違いないはず。

        そのために金永南委員長には金正恩委員長の妹を含む最側近と目される3名が同行することになっている。

         

         

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        2.91歳で亡くなったIKEA創業者の成功の秘密

         

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        ぶっちゃけ、スウェーデンを代表する国際企業の代名詞といえばIKEAであろう。

        世界最大と目される家具小売りチェーン店は日本を始め30か国に進出し、店舗数は400に迫る勢いで拡大中である。

        有名な商品カタログは32の言語で作成され、2億1000万人を超える顧客の元に送られており、年間売り上げは500億ドルに達する。

         

        創業者のイングバル・カンプラード氏は5歳にしてマッチ売りでお金を稼ぐことを覚え、17歳にしてIKEAを立ち上げたという、まさに「商売の天才」と言えるだろう。

        個人資産は740億ドルで、世界の億万長者番付の上位に常にランクイン。

         

        そんなカンプラード氏が2018年1月末、生まれ育ったスウェーデン南部のスモーランドで亡くなった。

        享年91歳。

        亡くなる直前まで会社の相談役として経営を支えてきた。

         

         

        2度の結婚で4人の子供がいるが、事業を継いでいる息子たちを含め、親族には遺産をほとんど分配しないという。

        というのも、表の顔と裏の顔が大きく違っていたためであろう。

        成功伝説では「貧しい農家の出身で学歴もなく、爪に火を点すような節約人生と昼夜を問わぬモーレツな働きぶりで事業を成功させてきた」とされる。

         

        しかし、若い頃はナチスに傾倒し、ファシスト集団の幹部として資金調達や会員勧誘で活躍。

        精神的苦悩からアル中になり、年に3回は断酒セミナーに参加せざるを得ないほどだったという。

        また、税金逃れのためスウェーデンからスイスに住まいを移し、有名な黄色の会社のロゴも商標登録したのはオランダで、節税目的であった。

         

        「着るものは蚤の市で買う」とか「車は中古で、飛行機も格安のエコノミーにしか乗らない」と貧乏ぶりを熱く語り、IKEAの商品開発や値段設定も「“消費者のために”を心がけてきた」と巧みな宣伝戦を展開。

        ところが、実は欧州各地に豪勢な別荘も構え、ポルシェを運転するという優雅な生活を送っていたことが晩年、暴露されたのである。

        それやこれやで、ユダヤ人グループからはIKEAの不買運動を起こされた。

         

        しかも、欧州各地の店舗に何度も爆弾を仕掛けられる騒ぎにも巻き込まれることに。

         

        そのため、罪滅ぼしの気持ちからか、慈善団体をオランダに立ち上げ、そちらに財産の大半を寄附したのである。

        それどころか、IKEA本体の経営権もこの財団に移管したため、カンプラード氏の息子たちといえども会社を自由にすることはできない仕掛けになっていた。

        それでも業績は伸びる一方である。

         

        ぶっちゃけ、その裏には他にも色々隠された秘密が眠っているに違いない。

         

        ★発行元 : 浜田和幸(はまだかずゆき)
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