Vol.026 2016/10/07
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【今週の目次】
1.韓国が進める金正恩抹殺計画と日本人拉致問題
2.豊洲市場の盛り土より深刻な福島の放射能汚染水問題
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1.韓国が進める金正恩抹殺計画と日本人拉致問題
ぶっちゃけ、極秘情報なんだけど、ここで言っちゃっていいかな。
何かって、北朝鮮による核開発に歯止めがかからないんで、韓国では特殊部隊による金正恩暗殺計画が検討され始めたっていうウワサ。
韓国の国会で議論が進んでいて、その名も「大規模懲罰報復作戦(KMPR)」と言うらしい。
120万人の軍隊を有する北朝鮮からの侵略を跳ね返すには最低でも50万人の地上部隊を必要とするのが韓国。
そうした軍部の訓練や装備の近代化に伴う経費を考えれば、精鋭の特殊部隊をピョンヤンに送り込み、金正恩の首を刎ねる方が効果的との判断が下された模様。
日本の自衛隊でも日本人拉致被害者の救出のための特殊部隊の派遣が検討されてきたんだけど、北朝鮮の国内に拘束されている日本人の所在情報が限られているため、なかなか実行に移せなかったよね。
ましてや最高幹部の所在は容易に把握できないって現状もあるわけ。
そこでアメリカと韓国は北朝鮮を襲った「過去最悪」とも言われる、9月の大規模水害を利用して、国連の援助物資に電波発信装置を備え付ける作戦を展開することに。
さまざまな援助物資の中に「北の将軍様」が喉から手が出るほど欲しがっている好物を混ぜてあるってわけさ。
その中に特殊な発信機が隠してあり、移動ルートや献上先のデータが確認できる仕掛けだって。
実は、これまでも韓国から北朝鮮へ送られた人道支援物資の中には同様の装置が隠されていたらしいよ。
北朝鮮指導部は「核実験はアメリカに向けたもの」と繰り返しているんで、アメリカとしても韓国と協力し、できるだけ速やかに金正恩を消し去りたいってわけよ。
しかし、敵もさるもの引っ掻くもの。
アメリカや韓国の動きは先刻把握しているようで。
なぜなら、アメリカや韓国と水面下での利権絡みの交渉に余念がないから。
最近もアメリカ企業の代表が相次いでピョンヤンを訪問。
また、雲隠れしてきた感のある金正男が日本にアプローチを強めているのも事実らしい。
強かな国と言わざるを得ないね。
安倍総理は拉致問題解決を最優先するといいながら、北朝鮮に関する情報収集を怠り、信頼できる交渉窓口すら確保していないってところが問題さ。
これでは勝負にならないよね。
2.豊洲市場の盛り土より深刻な福島の放射能汚染水問題
ぶっちゃけ、福島の原発事故が引き起こした海洋汚染の問題は一向に解決の目途が立ってないね。
何しろ、今現在も毎日300トンもの放射能汚染水が太平洋に漏れ出ているってんだから。
こうした環境被害はチェルノブイリの比ではないよ。
事故発生から5年で、あの広い太平洋全域に放射性物質や汚染水が拡散し
続けてるってわけ。
しかも、汚染水流出を防ぐ手立てがないというんだから。
このところ相次ぐ台風も汚染水拡散に輪をかけているしね。
ある意味、人類史上、最悪の環境汚染と言っても過言ではないよ。
だから東電に限らず、原子炉を製造し、問題を放置していたGEの責任は深刻だね。
日本人の被害者1400人がGEに損害賠償を求める裁判を起こしているけど、両国政府の責任も免れないはず。
北太平洋では魚介類への異常な影響が確認されているし。
カナダの専門家によれば、カナダ西海域では放射能レベルが300%も上昇しており、毎年、汚染濃度が強まっているとのこと。
また、カリフォルニアの海岸では放射能汚染レベルが500%も高くなったとの報告も。
そんなこんなで、西海岸では「寿司は危ない」とのウワサが駆け回っているようで。
こうした事態に対し、カナダもアメリカの政府機関も「原因不明」とし、「心配無用」との姿勢を続けているらしい。
要は、「住民のパニックを回避させること」を最優先し、汚染の原因や対策を講じることを後回しにしているんじゃないか。
理由は明白。
原因を究明していけば、福島原発事故に行きつき、その責任は日本政府や
東電に止まらず、原子炉の製造メーカーであるGEに及ぶからに違いないよ、きっと。
このところ築地市場の豊洲移転に伴う盛り土問題で福島の放射能汚染問題が棚上げされた感があるけど、世界が懸念を深めていることを忘れるわけにはいかないね。
増え続ける一方の汚染水や土壌の行き場がない事態は危機管理上も放置できないってこと。
「想定外」では済まされない、より深刻な危機が発生する可能性が目前に迫ってきたんじゃないかな。
★発行元 : 浜田和幸(はまだかずゆき)
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