Vol.028 2016/10/21
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浜田かずゆき の
『ぶっちゃけ話はここだけで』
【今週の目次】
1.米大統領選挙戦の陰で高まる候補者ゆかりの不動産価格
2.インド発の新発見!世界の食料危機を救う!?ゴキブリのミルク
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1.米大統領選挙戦の陰で高まる候補者ゆかりの不動産価格
ぶっちゃけ、アメリカ大統領選挙のテレビ討論会にはガッカリだね。
ヒラリー・クリントンもドナルド・トランプもまともな政策論争は全くしなくて、相手のスキャンダル・ネタやら、非難中傷を繰り返すばかりなんだから。
こんな低次元の議論を聞かされたんでは、アメリカ国民ならずとも、アメリカの前途はお先真っ暗だと感じざるを得ないよ。
そんな中、商魂たくましいアメリカの不動産業界では、ドナルド・トランプが生まれ育ったニューヨークの一戸建て住宅をオークションで売却すると大々的に発表。
当初は、3回目のテレビ討論会が予定されていた10月20日夕刻に合わせて、マンハッタンのルーズベルト・ホテルで競売を行うと予告されていたんだけど。
ところが、ラスベガスで行われることになっていた最後のテレビ討論会の何と開始1時間前に、急きょオークションの日程が変更されたんだ。
一体どうしてかな?
現在の家主は、2008年に78万ドル強で購入した物件を、165万ドルで売り出そうとしているらしいね。
しかし、販売を請け負った不動産業者は「未来のアメリカの大統領の生まれ育った歴史ある物件」と言う謳い文句を掲げ、できるだけ高く売りさばこうと知恵を絞ったに違いないな。
そこで、最も話題となるタイミングを考えてオークションの日程を設定したらしいよ。
11月8日の投票日まであと3週間。
現時点では、ヒラリー・クリントンが有利と言われているけど、まだまだ予断を許さないのが選挙だね。
恐らく投票日ギリギリまで煽るだけ煽って、高値で売りさばこうという魂胆だろうな。
実は、ヒラリー・クリントンもその近所に家を持っていて、トランプの育った家がいくらで売れるか、気が気でない様子。
オバマ大統領も引退後の豪邸を既にワシントンで探したらしいね。
いわば、この3人の住居の値段の行方の方が、アメリカでは政策論争以上に関心が高くなっているようだ。
いやはや、アメリカの凋落を象徴するような、可笑しな大統領選挙になったもんだよ。
2.インド発の新発見!世界の食料危機を救う!?ゴキブリのミルク
ぶっちゃけ、インド人の科学者には度肝を抜かれるね。
「0(ゼロ)の発見」で知られるインド人だけど、最近、世界をあっと言わせる新発見があったのを知ってるかい。
何だと思う?
それは、ゴキブリの腸から乳牛のミルクより4倍も栄養素の高いタンパク質の存在を発見したとのいうのさ。
インド人もビックリだね。
間もなく世界人口がインドの17億を筆頭に100億近くになると想定されるなか、食糧問題が深刻になっているわけだ。
そんな折、地球上で人類よりはるかに長きにわたって生き続けているゴキブリにその生命力の秘訣を見出すというプロジェクトがインドで進行していたんだな。
れっきとしたインドの幹細胞生物学再生研究所での研究の成果という。
普通の乳牛と比べ、水牛の乳は更に栄養価が高いことが知られているね。
今回インド人の科学者たちがその存在を明らかにしたゴキブリのミルクは、この水牛よりはるかにエネルギー含有量が豊富で、人間にとっても必須と言われているアミノ酸の含有量が極めて高いというから驚くね。
もちろんゴキブリには多くの種類が存在しているため、皆さんの家にいるゴキブリがそれほど栄養価の高いミルクを生み出す能力があるとは保証の限りじゃないけどね。
インド人が発見した人類の食糧問題の解決に役立つと期待されるゴキブリは「ディプロプテラ」と呼ばれる種類で、赤ん坊を自分の母乳で育てる特殊なゴキブリらしいからね。
日本人の間でも健康志向から様々なサプリが飲まれているよね。
ケールやキノアなど新しい健康飲料も人気上昇中さ。
でも、近い将来、インド発のゴキブリミルクのサプリが世界に広まる可能性が出てきたというわけ。
皆さんもお宅のゴキブリがどんな種類か試してみますか?
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