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        Vol.049 2017/04/07

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        浜田かずゆき の
        『ぶっちゃけ話はここだけで』

         

        【今週の目次】

         

        1.中国一恐ろしい特番に反撃した無印良品に喝采の声

         

        2.世界を虜にするか?セックス・ロボットの台頭を巡る賛否両論

         

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        1.中国一恐ろしい特番に反撃した無印良品に喝采の声

         

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        ぶっちゃけ、溜飲が下がる、とはこのことだね。

         

        何のことかって?

         

        「中国で最も恐ろしい特番」といわれるCCTV(中国中央電視台)の「3・15晩会」のこと。

        その番組で、「放射能汚染の日本食品を流通させている」と名指しされた無印良品が反撃攻勢したんだ。

        毎年、3月15日の「世界消費者権利の日」に合わせて放送される、この番組ではかつて「アップルをも炎上させ、撃沈させた」と言わしめるほどの影響力があるんだけどね。

         

        中国国内で流通している様々な商品を調べ、違法性や健康被害の恐れがないかを徹底的に暴くってことが売り物で。

        今回、何と日本の「無印良品」がターゲットになった。

        実は、無印良品は中国人の間では大変な人気で中国各地に店舗を展開中。

         

        どうやらCCTVは日本の商品が余りに好評なことに目を付け、何とかその評判を落とそうと意図的なフェークニュースを流したフシがあるから、確かに恐ろしいね。

        これまでは、ほとんどの日本企業はこういう時は泣き寝入りを決め込み、「ほとぼりが冷めるのを待つ」という受け身の姿勢だったよ。

        しかし、今回、無印良品は「CCTVの報道は誤解だ」と関税手続きの書類など証拠を挙げ、反論攻勢に出たわけさ。

        しかも、誤報の翌日に、だよ。

        その結果、CCTV以外の中国メディアはもちろん、10万人ものネットユーザーからは「無印良品支援」の大合唱が沸き上がったというから、大したものさ。

         

        中国全土で、「無印良品紅了(無印良品は素晴らしい)」「無印良品加油(無印良品ガンバレ)」といった賞賛と激励の言葉が飛び交っている。

        とはいえ、CCTVのやり口は稚拙で、無印良品が販売する日本製の「ノンカフェインとうもろこし茶」に貼られている日本語のラベルを問題視し、会社の本社所在地と明記してある「東京都豊島区」を、生産地とこじつけ、「中国への輸入規制地域に指定されている東京都という放射能汚染地域で生産された商品を販売している」と噛みついただけの話。

         

         

         

        ぶっちゃけ、報道機関としてはお粗末な手口だね。

        なぜなら、問題にされた日本製の商品はいずれも福井県や大阪府などで製造されたもので、中国の出入国検査検疫局の調査で安全が確認されているからさ。

         

        中国の官製メディアの悪意ある報道にたじろがず、自社製品を撤去せず、正当性を正々堂々と訴えた無印良品の反撃力は中国の消費者から熱い支持を得ることになった。

         

        他の日本企業も大いに参考にすべきだね。

         

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        2.世界を虜にするか?セックス・ロボットの台頭を巡る賛否両論

         

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        ぶっちゃけ、驚いたよ。

         

        先月、ロンドンのゴールドスミス大学で開催された「ロボットとの愛とセックスに関する国際会議」のことさ。

        この会議を主催した同大学のケブリン博士曰く「近い将来、ロボットは我々の愛の対象になる。ロボットと人間の見分けはつかなくなるだろう」だって。

         

        感情や知性を備えたロボットの研究はすごく進化している。

        当然のごとく、理想のパートナーに相応しいサイボーグが登場するのも時間の問題と言われれば、そうなのかも。

         

        実際、会場に展示された多くのモデル型ロボットに参加者や来場者は目を見張っていたね。

        言うまでもなく、産業用ロボットに限らず、この分野では日本の技術は世界的に評価されているから、将来どうなるのか、大いに気になるところさ。

         

        実は、スペインとスイスではすでに女性ロボットが男性客を接待するカフェやバーが開店している。

        それどころか、売春が合法化されているスイスでは、ロボット売春婦が話題になっているほどさ。

        ぶっちゃけ、あの有名なオランダの「飾り窓」街でも、遅かれ早かれ、人間に代わって「どんなリクエストにも喜んで応じるロボット」がお客の相手をするようになると言われているくらいだからね。

         

        国連の一翼を担う世界保健機構(WHO)でも「セックス・ロボットの必要性」についての検討を進めたというから、愛情ロボットを巡る環境は急ピッチで進んでいるわけだ。

         

        というのは、世界中でセックス・パートナーの得られない人口が今や急増。

        こうした人々は「障害者」と認定される時代が来るらしいよ。

        世界のチェスのチャンピオンで『ロボットとの愛とセックス』の著作で知られるデービッド・レビイ氏に言わせれば、「セックス・ロボットは大ブームになるに違いない。なぜって、世の中には理由の如何を問わず、生身の相手と親密な関係を作れない人間が何千万もいるからさ」。

         

        とはいえ、こうした動きに警鐘を鳴らし、反対運動を推進する研究者がいることを忘れちゃいけないね。

         

         

        例えば、ドモントフォート大学の創業者であるリチャードソン博士などは、その急先鋒で「セックス・ロボットは社会的に有害だ。女性や子どもを蔑ろにする結果をもたらす」と主張し、セックス・ロボット反対キャンペーンを展開している。

         

        この論争は欧米では大いに盛り上がっているようだけど、日本にはどんな形で波及してくるのかな。

         

        ★発行元 : 浜田和幸(はまだかずゆき)
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