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        Vol.057 2017/06/09

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        浜田かずゆき の
        『ぶっちゃけ話はここだけで』

         

        【今週の目次】

         

        1.なぜカタールはサウジアラビアから三下り半を突き付けられたのか?

         

        2.グーグルの未来戦略は“生命の永遠化”!

         

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        1.なぜカタールはサウジアラビアから三下り半を突き付けられたのか?

         

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        ぶっちゃけ、中東の雲行きが怪しくなってきた。

         

        アラブ産油国の元締めであるサウジアラビアが突然、隣国のカタールに国交断絶を宣言。

        事前にすり合わせができていたようで、すぐさま同調したのが、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン。

        そして、遅れてはならじと、リビア、イエメン、モルジブもカタールと断交。

        カタールにとっては「油断」だったのか。

        それとも断交覚悟で、敢えてサウジアラビアの尻尾を踏んだのか。

        事の発端は、カタールに本拠を構えるアルジャジーラ放送局が流した「ハマディ・アル・タニ首長がイスラエルとイランを賛美した」という記事である。

        サウジアラビアにとっては宗教的ライバルで、事あるごとに対立してきたイランを褒め称えることは「万死に値する」というわけだ。

        もちろんカタール政府は即座に否定し、「イランに関する首長の発言はウソだ(フェイクニュースだ)」とサウジに釈明。

         

        ところが、その数日後、イランの大統領選挙で再選されたハッサン・ロウハニ師に対して、ハマディ・アル・タニ首長が直接電話を入れ、再選のお祝いを述べたのである。

        カタールとすれば、目と鼻の先に位置するイランであり、儀礼的な祝意の表明だったのであろうが、サウジアラビアとすれば、許し難い行為と映ったようだ。

         

        実は、積もり積もった不信感が両国の間にはあった。

         

        厳格な戒律を重んじるイスラム国のサウジと比べ、同じイスラム国とはいえ、カタールは自由度において飛びぬけた存在。

        豊富な天然ガス資源のお陰で、世界有数の金満国家となったカタール。

        ぶっちゃけ、人口は40万人と少ないが、一人当たりのGDPでは世界1だ。

        しかも、女性の社会進出がアラブ世界では突出しており、黒いアバヤを着ている女性は少ない。

        サウジとは対照的なお国柄である。

        しかも、カタールはイスラム過激派集団アルカイダなどへの物心両面の援助を提供してきたとも言われてきた。

         

         

        そのため、テロとの戦いを鮮明に打ち出したトランプ大統領が最初の外遊先であったサウジアラビアで、今回のカタール封じ込めの作戦に合意した可能性もある。

         

        いずれにせよ、食糧の全てを輸入に頼るカタールでは、サウジとの国境線を遮断されたため、食糧の陸路輸入がストップし、混乱状態に陥り始めている。

        湾岸地域最大の米軍基地を提供しているカタールがアメリカと対立することになれば、1991年の湾岸戦争以来の最大の危機に発展しかねない。

        わが国にとって天然ガスの最大の供給国であるカタール。

        今後の展開次第では、日本にもエネルギー危機として火の粉が飛んでくる恐れもある。

         

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        2.グーグルの未来戦略は“生命の永遠化”!

         

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        ぶっちゃけ、人類の未来は予測不可能な出来事で一杯のような気がする。

         

        地球温暖化が深刻な様相を呈しているかと思えば、真逆で氷河期が再来するとの観測もあるほどだ。

        また、北朝鮮に限らず、核兵器を弄ぶテロ組織によって、第3次世界大戦が勃発し、人類は絶滅の危機に直面するとの予言も。

         

        しばしばノーベル賞の候補になった東北大学の西澤潤一先生曰く「人類はあと100年もたない」。

        ぶっちゃけ、これからの人類社会はどうなるのだろうか。

        そんな中、予想的中率86%を誇るのがレイ・カッツウェル氏だ。

        筆者と同じ、世界未来学会のメンバーであるが、現在はグーグルに籍を置き、人間とマシーンの関係を研究する毎日を送っている。

        彼がこれまで公表してきた未来予測は数えきれないが、有名なものとしては、「ソ連の崩壊」「インターネット社会の到来」「WiFiの日常的普及」「チェスや碁で人間を打ち負かすAIの登場」など。

        そんな未来予測の第一人者が最近開催されたSXSW会議で新たな予測を開陳し、世界の注目を集めている。

         

        それは「シンギュラリティ」に関するもの。

         

        近年、話題を呼んでいるテーマで、「技術が人間を追い越す時代」のことだ。

        要は、「人口知能が人間より優れた判断を下すようになる瞬間が2045年までに来る」という予測に他ならない。

        カッツウェル博士に依れば、「2029年にはAIは人間の知能を凌駕している」とのこと。こうした予言は同博士に限らず、世界の未来研究者の間では当たり前の流れとなっている。

         

        しかし、カッツウェル博士の真骨頂は仲間の未来学者をはるかに飛び越えたところにある。

         

        即ち、2030年代初頭には「人間の意識を全て電子化でき、その結果、われわれはどこにいてもアイディアや経験を瞬時に交流できるようになる。仕事のために人と会ったり、打ち合わせをする会議も不要になる」。

         

        ブロックチェーン技術も進化するため、人々は分散して暮らすようになり、人が集まるソフト・ターゲットもなくなるため、テロなども起こせなくなる。

         

        最も驚かされる予測は「人間の意識を他の生き物である鳥や魚に移植できる。また、無機物である木製の箱などにも移植できるようになる。人間は姿を変えて永遠の命を手に入れる」というものだろう。

         

        まさに「ピノキオの誕生」と言えようか。

         

        単なるSF作家ではなく、グーグルという最先端企業の研究部門の最高責任者の発言である。

         

        ぶっちゃけ、空恐ろしい世界の入り口にいるようで立ちすくむ思いに駆られる。

         

        皆さん、心の準備はできますか?

         

        ★発行元 : 浜田和幸(はまだかずゆき)
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