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        Vol.081 2017/12/15

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        浜田かずゆき の
        『ぶっちゃけ話はここだけで』

         

        【今週の目次】

         

        1.北朝鮮の幽霊船急増のワケ

         

        2.朝鮮半島より先に鎮火させるべきはカリフォルニアの山火事では?

         

         

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        1.北朝鮮の幽霊船急増のワケ

         

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        ぶっちゃけ、北朝鮮から小さな木造船が大量に日本海岸に漂着するようになった。

        しかも、白骨化した乗組員や疲労困憊気味の生存者が相次いで見つかっている。

        これまでも北朝鮮籍の漁船とおぼしき小舟が日本海には出没していた。

        その数、昨年の時点で約800隻。

        その都度、海上保安庁の巡視船が退去命令を出し、追い返していたものだ。

        ところが、この冬は異常事態の様相を呈している。

         

        日本の無人島から電気製品を盗んだり、日本の排他的経済水域で違法なイカ釣りを繰り返したりと、傍若無人ぶりが目立つのである。

        中には死体を積んだり、誰も乗っていない小舟も多い。

        まさに「幽霊船」の如くである。

        こうした緊急事態の背景には「北朝鮮の危機的状況」が隠されているようだ。

        今年の夏以降、北朝鮮の金正恩委員長は新たな号令を発した。

        曰く「漁業を新たな成長産業にせよ。漁船は軍艦と同じだ。人民と祖国を守る使命がある。魚は銃弾であると同時に大砲の弾にもなる」。

        去る11月、朝鮮労働新聞は次のような社説を掲載したばかり。

        「冬場の漁業は重要な戦いだ。命がけで目標の漁獲高を達成しよう」。

        制裁を受けていない数少ないジャンルが漁業である。

        しかも、北朝鮮は2015年から2016年にかけ、中国向けの海産物の輸出量を75%も増加させ、昨年の対中輸出額は約250億円になっていた。

        更に、北朝鮮は外貨獲得のため、自国の近海における漁業権を中国に売ってしまっている。

        そのため、北朝鮮の漁民たちは遠く離れた日本海の「大和堆」(やまとたい)と呼ばれる漁場にまで進出せざるを得なくなったのである。

        実は、漁業は北朝鮮の軍隊にとっては欠かせない資金源となっている。

        日本海沿岸で見つかった漁船の中には北朝鮮軍所属を示す番号が打ち込まれていたものもあった。

        金委員長は「漁船の近代化を進めよ」との指令も出しているが、「幽霊船」を見る限り、思うように進んでいないことが分かる。

        漁業権の売却はやむにやまれぬことだったに違いない。

         

        とはいえ、かつて日本の漁業組合も近海で松葉ガニが獲れなくなったため、北朝鮮に金を払い、その近海で漁をしていた時期もあった。

        いずれにせよ、日本海での幽霊船は今後も増えるはず。

        なぜなら、国連によれば、2490万人の北朝鮮人民のうち、1800万人は政府からの配給食糧に依存しており、1050万人は栄養失調に陥っていると見られるからだ。

        ぶっちゃけ、栄養状態の良いのは3代目の頭領だけのようだ。

         

         

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        2.朝鮮半島より先に鎮火させるべきはカリフォルニアの山火事では?

         

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        ぶっちゃけ、トランプ大統領の自己中ぶりにはアメリカ人もびっくりだろう。

        何しろ、北朝鮮の「ロケットマン」に目にもの見せてやるとばかり、軍事攻撃をちらつかせることに躍起になっているからだ。

        金正恩委員長もトランプ大統領も「言葉のミサイル」攻撃をエスカレートさせる毎日。

        一方が「アメリカ全土を火の海にする」と脅せば、一方は「北朝鮮を地上から抹殺する」と応戦するといった具合である。

        そのうち、本物のミサイルが飛び交う事態になりかねない勢いだ。

        そんな事態はご免こうむりたいもの。

        しかし、トランプ大統領の胸中は読めないまま。

        というのは、アメリカではこの夏から史上最悪の山火事が猛威を振るっているにもかかわらず、トランプ大統領には「馬耳東風」のように思えるからだ。

         

        実は、今年の夏、南部のフロリダやテキサスが巨大ハリケーンに襲われた頃、カリフォルニアでは異常な山火事が各地で同時に発生したのである。

        火の回りは早く、瞬く間にニューヨーク市と同じ広さが炎に包まれてしまった。

        カリフォルニアのブラウン州知事は緊急事態宣言を発し、懸命の消火活動を指示しているが、火災は沈静化の兆しが見えず、クリスマスを控える今も燃え盛っている。

        折から最強のハリケーンと同じ規模の強風にあおられ、山火事は勢いを増すばかり。

        住宅地での被害も深刻だが、カリフォルニアの有名なブドウ畑やワイナリーも壊滅的な状態だ。

        学校も閉鎖され、道路も封鎖、経済的損失は計り知れない。

        いわば、北朝鮮から不意にミサイルを撃ち込まれたようなもの。

        ところが、トランプ大統領は12月になって、ようやく「国家非常事態宣言」を発するという、後手後手ぶり。

        北朝鮮との言葉のミサイルを弄んでいる余裕があるなら、史上最悪ともいわれる山火事から自国民の生命、財産を守る手立てを講じるのが先決であろう。

        何のためのお得意の「アメリカ・ファースト」なのか。

        問題は、今回の山火事が自然発生したものとは思えない点である。

        というのは、火の回り方が実に不自然で、人工的としか言いようがないからだ。

        しかも、30カ所での同時出火という。

        自然界ではありえないことばかり。

        おまけに、そう遠くないグレートキャニオン国立公園内でも異常な噴火現象が巻き起こり、地震や陥没が頻発しているとの報告も。

        ぶっちゃけ、「自然改変装置」による攻撃を受けているのでは、と危惧する軍事専門家もいるほどだ。

         

        ★発行元 : 浜田和幸(はまだかずゆき)
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