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        ソムリエの追言 ③
        「凍ったワインの方が美味?ワインの温度について」 
        ________________________________________
         
        「あぁ、やってしまった!・・・」 
        
        事務所の冷凍庫の扉を開けると、 何か、かぐわしきベリーの香り。 狭い庫内に横たわるシャトー・ラモット・ロゼ。 
        

         

         
        白い霜の世界に、キレイなピンク色のシャーベットが飛び散り、鮮やかに映える。 開けてもないのに、コルクは、キャップシールを突き破り、 外に飛び出している。
        
        そして、ボトルの中は、完全にシャーベット状に凍っている・・・。 
        先日、スタッフで試飲していた際に、ロゼが、足りなくなると思い、 
        急遽冷やしたのを忘れていたのです。
         
        「赤は室温 白は冷やして」というのが一般的に言われていること。
        
        でもって、赤の室温って つまりは、軽く冷やすと捉えていいと思います。 
        何しろ、ワインの本、どれを漁っても、 14~18℃とか、載ってます。
        (本によって、誤差があります。) 
        
        18℃でも、普段の我々の生活温度じゃないですよね。
        ということは、冷やすしかないわけです。 
        しかし、どうやって14℃~18℃を判断するの? 
        ワインセラーがあればいい?
        また、ワイン専用の温度計を【ボトルの外側を測るタイプ】使えば判る? 
        
        でも、そんな面倒なことしたくないじゃないですか!
        14~18℃じゃなければ美味しく飲めないとか、そんなわけでもない。
        でも、より美味しく飲めるなら、
        その理想の温度に近づけたいですよね。 
        ならば、冷蔵庫で冷やしましょう。
         
        冷蔵庫の温度は5℃、野菜室が10℃です。
        
        軽い白やスパークリングなどは、冷蔵庫で3時間以上しっかり冷やす。
        当店のワインで言うと 
        ラモット白にデュック・ダンリ 
        
        白のコクのあるタイプ10℃~12℃ 野菜室で冷やして2時間くらいでしょうか。
        樽の風味があるキュヴェ・スペシャル Lなどです。
        
        赤の16℃~18℃あたりを目安にするには 
        野菜室で1時間弱冷やせばいいでしょう。
        ジョンカードに、スィ二アテュールなど。
        
        もう30分ほど冷やせば、14℃~16℃の
        軽いタイプの赤ワインの適温になると思います。
        ブルゴーニュの赤など。
        
        冷蔵庫や、最初の温度によって、もちろん誤差はあると思いますが。
        飲む少し前に、部屋に出して、温度を上げて調整するのもいいです。 
        
        それに、 栓をあけて、グラスに注げば、その時点で1℃から2℃上昇します。 
        とにかく、時間がたてば、グラスの中も、ボトルの中も温度は上がっていきます。 
        ですので、 「少し冷たいかな」と感じるくらいから、飲み始めて、
        味わいが変わっていくのを楽しむことをお薦めします。
        
        まだ、冷たいと思うなら、 グラスを回して、空気に触れさせるもいいですし、 
        別のグラスに移し変えるもよし、 ワインが入ったグラスごと両手で、温めるのもアリです!
         
        よくやってしまうことは、ワインの冷やしすぎ。 氷水をいれたアイスクーラーに入れっぱなしで、キンキンに冷えてしまうなんてことも。 
        
        5℃を下回れば、繊細な味わいはほとんど感知できません! 白ワインや、スパークリングなど、冷やしすぎに注意です。 ある程度、冷えたら、クーラーから外すことも 必要なんです。
        
        その点で、もう一言。 
        
        温度が変わると味わいの感じ方が変わります。 
        赤ワインを冷たくすると 渋味を強く感じます。 
        白ワインを冷たくすると、酸味と苦味を強く感じます。 
        白・赤ともに温度が上がれば、甘味を強く感じ、酸味が目立たなくなります。 
        
        この点を利用して、軽いタイプのワインを冷やし気味にすると、 しっかりとしたワインのような感じに。 温度をちょっと高めにして出せば、酸味や苦味が目立たなくなります。 味わいを、温度で変えて、より自分好みのワインにすることなんて、出来るんです。 
        
        あとは、目安となる、飲み頃の温度一覧を用意しました。
        

         

         
        あくまで、参考としてのもので、
        細かく気にする必要はありませんので・・・。
         
        ワインが凍る温度はマイナス3~4℃。やっぱり、冷凍庫で冷やすのはダメ! 
        なにしろ、ボトルが割れる危険があります。
        
        そうそう、 国際コンクール日本代表の有名ソムリエも、 
        うっかりあのシャトー・ディケムを凍らせてしまったことがあるらしいです。 
        
        プライベートで。 その後は自然解凍して、冷蔵庫で冷やして飲んだら、全然大丈夫だったとか。 
        
        かのロゼ・ワインも同様に、解凍したものを飲んでみたら、 
        意外にも、より果実味がイチゴのようにフレッシュに感じました! 
        凍って飛び出た部分で、雑味が取れたような・・・
        
        あ、真似しないで下さいね。ただの偶然だと思いますので。
        
        
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