◆◇◆ 本郷孔洋のビジネスの眼 vol.511 ◆◇◆
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ピストル強盗
ピストル強盗にあった郵便局の女性職員が警官に言った。
「私が一番頭に来たことがあります。
それは、私を縛り上げ、金を盗んだあとで、二人の犯人が
『さあ、ずらかろうか。ここにはもう頂戴するものはない』
と言ったことです。」
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1.これは、弊社のコンプラ担当のヘッドが教えてくれました。
コンプラ、ガバナンス違反は、一蓮托生です。
「築城10年落城1日」
築城100年でも落城1日の時代です。
人間は、頭で理解しても、ハラオチには、時間がかかります。
ましてや企業文化を変えるとなると、尚更、大変です。
2.新規事業という病 (『NIKKEI BUSINESS』 2019/6/24)
新しいことのやりすぎはよくない。
儲からず、本業までむしばむ。
こんな記事を見て、過去のメモを思い出しました。
3.祖業を忘れた多角化は必ず失敗する
経営者は多角化を図る場合、自分の会社の幹がなんであるか、
よく考えるべきである。
幹がしっかりしていない限り、どんなに枝葉を育てようとも、
育つわけがないのである。
私はかつて、“怪物”と異名をとった、一代の英雄ともいうべ
き東京急行電鉄の創業者、五島慶太に、
その晩年、会ったことがある。
そのとき五島が「東急がこれからどんなに発展していこうが、
東急の祖業は電車だ」「東横線の電車が、きちんと無事故で、
きれいで、心地良く運転されていることが大切なんだ。
だから東急グループの中心は電車なんだよ」といったことが、
昨日のように思い出される。
この思想は、五島昇にも継承されている。
だから東急事業のメッカは、東京急行電鉄なのである。
東急電鉄の社長が、グループの全体を統括するのである。
したがって、東横線を見れば、東急グループの活動ぶりが
わかるのである。 (出典不明)
やはり、祖業は、その会社のDNAですものね。