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        ソムリエの追言55
        「自己流の飲み方」
        
        散々保存について語ってきましたが今日は自己流の飲み方をお伝えします。 
        日本の酒飲みは、 僕はこの酒しか飲まない、焼酎は芋だとか、いや麦だとか、
        好みのものがあってそれ以外は飲まないという方が結構います。
        実はワインもそうなんです。 
        
        フランス人はワインを飲まなくなったとは言うものの 未だ一人当たり年間60リットル以上飲んでいます。 日本人の20倍以上です。 
        そしてボルドーしか飲まない方が殆どですが、 基本的にまとめ買いしたものを飲んでいる方が未だに多いのです。 中には個人で1,200本単位で買う方もいらっしゃいます。 沢山のワインを持っている事は喜びでもあり、コスト・パフオーマンスの良い買い方です。 
        しかも一つのワインをずっと飲み続けるとワインに対する一つの基準が出来ます。 たとえば1年間通して飲みますと寒かったり暑かったり湿気が多かったり少なかったり、 又季節による食べ物の変化によって多彩な味わいを楽しめます。 
        
        日本人は毎回毎回違うお米を買いますか? 
        多くの方はご自身のお好みのお米が有るのではないでしょうか?
        毎回違うものを選ぶのはおそらく外国の方では? 
        あくまでもワインは食事をサポートするものでメインではありません。 
        だからこそ美味しくてリーズナブルなワインがありがたいのです。 
        フランス人は多くの日本人が毎回毎回違ったワインを買うのを見て、 
        更に首をかしげながら飲む姿を見てびっくりします。 
        何も食べないで赤ワインを飲む姿を見て僕も最初はびっくりしてました。 
        おかず無しで御飯を食べるでしょうか? 
        ワインは料理のソース、と僕は35年前から言っていたのですが 最近某有名人が
        「ワインは最後のソース」と言ったとかで今回はご飯に例えてみました(笑)。
        余談ですが、日本一と言われている某ホテルに30年前、弊社のワインを売り込みに言った時のお話です。 
        そのホテルでは宴会用、披露宴用のワインは3段階で決めていました。 
        当時卸値で500円以下、500円~1500円、1500円以上と 3種類でしたが、その飲料用より圧倒的に多く扱っていたのがソースに使うワインでした。 
        な、何と予算が1本700円~900円ほどでしたのでびっくりしました。
        いかに多くの量と高質のワインが使用されていたかに驚かされました。 
        そう、不味いワインでは駄目なのです。 
        
        話を元に戻して、 
        先日フランス最大級の酒会社のシャンパーニュの責任者と 虎ノ門でランチをした際のお話です。 彼曰く、あるイタリアン・レストランで、ワイン・リストを見て ビールを頼んでしまったそうです。 
        
        さすがに彼の奥さんが「貴方フランス人?」 といって驚きましたが、 僕には良く分かります。 まずいビールはありません。ビールは好きか嫌いかです。 
        ワインは美味しいの不味いのあたまが痛くなるの、高いの、 色々あります。 
        
        それでも平気でそんなワインを飲む日本人の多い事!! びっくりします。
        頭が痛くなる日本酒を飲む方がいますが殆どが下戸の方です。 
        
        偶に「僕はワイン嫌いです。頭が痛くなるから」と言われる方がいますが、 たった一本飲んですべてのワインを決定づけないでほしい。 「ボルドーは高い!」 そんな事ありません。 上手に買えば、いまだにコスト・パフオーマンスが良い赤ワインはボルドーだと思います。 
        
        ワインは気取ったものではありません。美味しい飲み物です。
        格付けワインだとか高級ワインだとか言い出したのはこの35年のこと。 
        それまでフランスではあまり能書きは言いませんでした。 
        ここ40年間でワインの消費量が3分の1に減ったフランスでは 値段が高騰しました。 日本ではあまりお酒を飲まない方がワインを飲んでいます。 酒豪は日本酒に焼酎! そろそろ日本でも能書きを言わないでワインをがぶ飲みしましょう! 
        
        少子化と言われてから子供服が高くなったのと同じです。
        ソムリエ協会名誉会長との会話 「僕達1500円以上のワインは飲まないよね!」
        「そうだよね、有っても売るか、あげるかですよ!」 
        (勿論 卸値段での話ですが)。       道上 
        
        日本では富の象徴として「蔵が建つ」と言います。 
        酒蔵も有りますが基本は米蔵でしたね。 
        フランスではブドウ畑を南方の方でCote(丘)、東の方ではDomaine (領域)、
        南西のボルドーではChateau (城)と呼びます。 
        ワインを沢山持つと言ことが富の象徴であったフランスでは、 
        ブドウ畑を持つことが国民の夢でした。 
        ボルドーのブドウ畑にはお城が多く そこでブドウ畑の名称がシャトーになったのです。
         
        
        
        

        【 道上 雄峰 】
        幼年時代フランス・ボルドーで育つ。 
        当時日本のワインが余りにもコストパフォーマンスが悪く憤りを感じ、自身での輸入販売を開始。
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