Vol.201 2020/11/06
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浜田かずゆき の
『ぶっちゃけ話はここだけで』
内戦もあり得る分裂国家アメリカ!ホワイトハウス炎上の
恐れも
ぶっちゃけ、アメリカの大統領選挙は民主主義国家とは思えないような混乱の極みとなり、トランプ大統領とバイデン前副大統領による泥仕合は決着しそうにない。
11月3日の投票日は過ぎたが、郵便投票分の集計にはまだまだ時間がかかるだろう。
その間、両陣営とも敗北を認めず、膠着状態が続けば、来年1月20日の大統領就任式を迎える時点でも、どちらかが負けを認めないという前代未聞の状況もあり得る。
もちろん、獲得した選挙人の数が270人に達すれば、勝利宣言ができるわけだが、自信を深めるバイデン陣営に対し、トランプ陣営は「郵便投票そのものが不正の温床であり、それを加算した数字は認められない」とし、「最終判断は最高裁判所に委ねる」と言い始めているからだ。
しかも、両陣営とも支援するグループには銃で武装した過激派が存在しており、各地で一触即発の恐れが高まっている。
全米各地で銃の売り上げがうなぎ上りだ。
両陣営の対立が銃撃戦や破壊、略奪行為をもたらすことを警戒してのこと。
多くの国民が自分の身を守るために武装せざるを得ないというのは、実に情けない。
まさに「内戦」状態が刻一刻と迫っているとまで言われる所以である。
実際、「アンティファ」や「BLM」などバイデン支持を掲げる極左集団は、ホワイトハウスやニューヨークのトランプタワーへの襲撃計画を準備しているとのウワサが絶えない。
一方のトランプ陣営には「ミリシア」と呼ばれる極右武装勢力が加勢しており、バイデン候補を支持する民主党の有力者や支援者を襲撃するような異常事態が各地で発生している。
過去200年間のアメリカ大統領選挙の歴史において、ここまで分断と対立が激化したことはない。
前回2016年の時と同じで、今回も獲得した得票総数では民主党のバイデン候補がトランプ候補を上回っていることは確実である。
そのため、前回、涙を飲んだヒラリー・クリントンはバイデン候補に「トランプは汚い手を使ってでもホワイトハウスに居座る積もりだ。絶対に引き下がるな」と公然と忠告。
いずれにせよ、このまま両候補が敗北を認めない状況が続けば、「武力による正義の実現」という内戦が避けられないだろう。
共和党支持者の4割、民主党支持者の7割までが「選挙の結果を実現するには武器を持って立ち上がるしかない」と答えているお国柄だ。
勝利を確信するバイデン陣営では「万が一、トランプ大統領がホワイトハウスに居座り続けるなら、シークレットサービスに頼んで追い出す」と警告を発している。
当然、トランプ大統領がすんなりと応じることはないだろう。
それこそ、「プラウドボーイズ」らをけしかけ、応戦体制を組むに違いない。
ぶっちゃけ、ホワイトハウスが炎上し、黒いホワイトハウスになる可能性もでてきた。
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