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        Vol.201 2020/12/04

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        浜田かずゆき の

        『ぶっちゃけ話はここだけで』         

        イバンカのみならず世界の運命を左右するトランプ大統領の

        妄想

         

        ぶっちゃけ、敗北を認めようとしないトランプ大統領に世界は

        固唾を飲んでいる。

        とはいえ、トランプ一家の中で最も気をもんでいるのは娘の

        イバンカであろう。

        なぜなら、彼女は兄弟2人と共に慈善団体「トランプ財団」の

        役員であったからだ。

        問題は、この財団が慈善事業の目的で集めた寄付金の大半が

        トランプ一家の私的な目的や政治活動に使われてきたとの疑いが浮上し、ニューヨックの税務署から調査が入ったことである。

        そのため、昨年の時点で、イバンカと2人の兄弟は裁判沙汰を

        避けるため、財団の解散を決め、償いの一環としてニューヨークでの勤労奉仕作業を買って出たものだ。

         

        しかも、これは日本では報じられなかったが、トランプ大統領の子供たち3人が「犯罪者の仲間入りをした」と言っても過言ではないことであった。

        その上、もしトランプ大統領の敗北が決定し、ホワイトハウスからの退去を余儀なくされるようになれば、トランプ氏自身には

        脱税やセクハラに関する数多くの訴訟が待ち構えており、刑務所への収監という不名誉な事態もありうる。

         

         

        「ニューヨーク・タイムズ」紙が既に報道したように、

        マンハッタンの地方検察庁とニューヨーク州の司法当局は脱税容疑でトランプ氏の身柄拘束の準備を終えているという。

        そうなれば、イバンカのファッション・ブランドは“地に落ちた”も同然になるだろう。

        大統領候補者同士のテレビ討論会でも議論の俎上に上ったが、

        トランプ大統領は過去20年以上に渡り、所得税をほとんど収めていない。

        2010年から2018年の間だけでも、2600万ドルをコンサル料として娘イバンカや2人の息子に支払ったことで税額控除を重ねてきた。

         

        こんな自己中な大統領はアメリカ史上初めてのことだ。

        自分の姉からも「お金が全ての異常性格者」と烙印をおされているが、自分の意に反することは全て「フェイクニュース」と切り捨て、一向に意に介さないトランプ大統領である。

         

        このところ、ワシントンの政界でウワサとなっているのは、

        大統領職をペンス副大統領に譲り、ペンス新大統領から恩赦を与えてもらい、何とか無罪放免となる道を模索するのでは

        ないかとのこと。

         

        あるいは、司直の手が及ぶ前に、ロシアか北朝鮮に亡命する計画もあるようだ。

         

        しかし、最大の逆転劇はイランとの戦争、あるいは国内での内戦の引き金を引き、国家非常事態宣言を発令し、ホワイトハウスに居座るというシナリオだろう。

         

        実は、そうした超法規的行動を認める大統領令に2年前に署名する手回しの良さを見せたのがトランプ大統領であった。

         

        ぶっちゃけ、エンターテイメントとしては面白いだろうが、

        現実化してもらっては世界が困ることは請け合いだ。

         

         

         

         

         

        ★発行元 : 浜田和幸(はまだかずゆき)

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