Vol.201 2020/12/04
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浜田かずゆき の
『ぶっちゃけ話はここだけで』
スピード重視のコロナワクチン開発の危険性
ぶっちゃけ、「好事魔多し」という諺を肝に銘じておきたい。
何かと言えば、新型コロナウィルスのワクチンのことだ。
アメリカのファイザーやモデルナによる「ワクチンの有効性95%」との報告を受け、日本では国民が接種する際の費用を国が全額負担するとの法律が成立した。
動物実験もなく、7カ月ほどの超短期の治験で、本当に大丈夫だろうか。
海外でも日本国内でも、メディアは有効性の高さを大きく報道しているが、その詳しい内容には敢えて触れようとしない。
利益最優先とも見られる動きにファイザーの元副社長のイエードン博士からは「危険極まりない」との批判の声も出ているほどだ。
世界赤十字連盟の調査では、欧米でも日本でも大半の国民が「接種を希望しない」と懐疑的な反応を見せているというが、現状では当然だろう。
既にアメリカのみならず、イギリスでも多くの医師や感染症の専門家が緊急声明を出しており、「現在開発中のワクチンは安全性の検証が不十分であり、重症筋無力症、自己免疫疾患、不妊症、ガンなどを誘発するリスがあるため、使用には慎重にならざる得ない」とのこと。
こうした医療関係者が懸念するのは「ウイルスで死ぬより、ワクチンで死ぬケースが急増する事態」である。
実は、日本の厚生労働省で医務技監を務めた専門家でも「個人的には現時点では接種したくない」と語っているほどだ。
副作用が懸念されるためである。
『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』の副編集長でメリーランド大学薬学部のピーター・ドッシ准教授曰く「現在開発中のワクチンは感染を防ぐものではなく、感染後の症状を緩和することに主眼が置かれている。そのため深刻な副作用の発生があり得る。緊急な接種は甚大な健康被害をもたらす恐れが大きい」。
要は、現在「緊急承認待ち」のワクチンは「予防を目的とするものではない」のである。
多くの人は「ワクチンを接種したから、もう感染の恐れはない。これで入院することも、ましてや死ぬようなことはない」と思うかも知れないが、それは希望的観測に過ぎない。
ワクチン開発メーカーの資料を読めば、そのことは明らかで、「感染後の症状を緩和する効果」を謳っているに過ぎないからだ。
日本政府はアメリカやイギリス製のワクチンを大量に緊急輸入する契約を結んでいるが、アメリカと関係の深いイスラエル政府はファイザーやモデルナのワクチンの輸入を禁止する措置を発表し、ロシア製のワクチンの導入を決定した。
ぶっちゃけ、どちらに軍配が上がるのだろうか。
いずれにせよ、無料とはいえ、その実験台にされてしまうのでは、たまったものではない。
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