日本改造試案
内容説明
『繁栄は通過する』松下幸之助の危惧は的中し日本は衰退への端に。
夢を託された政経塾2期生の悔恨の思い。
1980年、84歳の松下幸之助は私塾を開き国づくりの思いを託す。
日本礼讃の罠からの奈落のゆでガエル30年、危惧は的中。今COVID-19が世界をリセットする。①『竈に煙が戻るまで』所得税減税、②透明・可視化される生産性の高いデジタル民主主義、③地球規模のインフラ・データ活用産業振興、④つながりの世界経済を魅了する都市づくり、⑤セーフティーネット化した学校現場の活用強化で多様な人材育成、など国内外に知見を求め衆知を集めて日本再生を図り未来を次世代に託す。著者は直接薫陶を受けた松下政経塾第2期生。
【著者】高橋秀明
1956年埼玉県生まれ。埼玉県立浦和高校、慶應義塾大学法学部法律学科卒業の後財団法人松下政経塾第2期生。株式会社バンダイ勤務を経て参議院参事・議長秘書、埼玉県知事特別秘書、松下政経塾政経研究所研究員、日本BS放送社長室長を務める。現在一般財団法人日本おもちゃ図書館財団事務局長、一般社団法人日本くにづくり研究所政策顧問など。
<目次>
希望をつなぐ「日本改造試案」目次(抜粋)
序章 COVID-19禍は日本のチャンス
〇陰謀説から天譴説まで
〇資本主義経済の流れは変わらない ほか
Ⅰ.やることは決まっている 行財政改革、インフラ投資と産業振興、人材育成
Ⅱ.所得税減税の提案
〇竈(かまど)に煙が戻るまで
〇松下幸之助の無税国家論
〇リリース&フィードバック ほか
Ⅲ.インフラ投資と産業振興
〇宇沢弘文の慧眼「社会的共通資本」
〇中国の台頭
〇覇権争いはどこまでも ほか
Ⅳ.人材育成 一気に「1945年に戻った」2020年
〇「コロナ世代」と呼ばせない
〇セーフテイネット化する学校
〇学び直しは当たり前に ほか
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