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        Vol.236 2021/05/07

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        浜田かずゆき の

        『ぶっちゃけ話はここだけで』         

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        ビル・ゲイツ夫妻の離婚の真相(その2)

         

        ぶっちゃけ、「仮面の夫婦」を演じるのに、ほとほと疲れたといったところであろう。

         

        ゲイツ氏との間に2人の娘と1人の息子をもうけ、育児と家事に加えて、夫の立ち上げた慈善団体の管理という仕事に追われる生活であった。

        一番下の子供が18歳になった機会に、早々と離婚を迫った模様である。

        というのも、世界有数の大富豪とは言うものの、ゲイツ氏のプライベートライフは外からはうかがい知れない“超常識の世界”だったと思われるからだ。

         

        メリンダ夫人にとって最大のフラストレーションは夫ゲイツ氏の女性関係であった。

         

        これまで、あまり表に出なかったが、ゲイツ氏にはメリンダ夫人と結婚する前から長年に渡って付き合っていたアン・ウィンブラッドというIT経営者がいた。

         

        1984年、コンピュータ関連の会議で知り合った2人であるが、ゲイツ氏より5歳年上のアンは出会った頃にはゲイツ氏よりもはるかに稼ぎが良く、デートや旅行に出かけるにしても、毎回、お金は彼女が支払っていたという。

         

        アンさんによれば「私と付き合い始めた頃のビルは大した男ではなかった。私を喜ばせようと、私の真似をして肉を食べなくなったわね。一緒に旅をして、未来のビジネスプランを語り合ったことで彼も成長したみたい」。

         

        ゲイツ氏も負けてはいない。

         

        「彼女の頭脳は半端ない。しかもビジネスに向き合う姿勢は

        ウォーレン・バフェットを思い起こさせる。天才といえる」。

        まさに、べたぼれ状態だったようだ。

         

        しかし、自尊心の強いゲイツ氏は頭の上がらない女性との結婚には二の足を踏む。

         

        そんな時にゲイツ氏が見初めたのが自分の会社で働くメリンダさんであった。

         

        自分の部下の女性と結婚しようか迷っていた時にも、アンさんの意向を確認したという。

         

        その時のアンさんの答えがふるっていた。

         

        曰く「メリンダは優秀な女性のようだ。しかし、あなたにはもっと相応しい女性がいるはずね。なんなら紹介してもいいわよ」。

         

        悩んだゲイツ氏はメリンダさんと結婚を決めたのだが、その時にメリンダさんと交わした約束の中には、結婚後もアンさんとの

        交際を認めることが記載されていたとのこと。

         

        実際、メリンダさんと1994年に結婚した後も、ゲイツ氏は

        毎年、アンさんのとの長期休暇旅行を欠かさなかったことが判明している。

         

        メリンダ夫人の心中を思えば、「もう我慢の限界!」といったところであろうか。

         

        ゲイツ氏はインタビューに答えて、「家では毎食後、メリンダと

        一緒に食器を洗う」というのだが、そんなことでは彼女の気持ちをつなぎ留めることはできなかったようだ。

         

        ぶっちゃけ、自業自得というか、ゲイツ氏も罪深いと言わざるを得ない

         

         

         

         

        ★発行元 : 浜田和幸(はまだかずゆき)

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