◆◇◆ 本郷孔洋のビジネスの眼 vol.590 ◆◇◆
名刺
ひどく態度の大きな男が農家に顔をみせた。
農夫が尋ねた。
「なんの御用で」
「私は農務省の調査官だ。」
こう言うと名刺を取り出し、農夫の鼻先で名刺をちらつかせた。
農夫は名刺を指さして、
「これなんだべ。」
「これを見せたら、言われた通りにしなければならないのだ。
これからお前の農場を調査する。」
農夫は平グモのようにかしこまり、役人を通した。
午前中、調査官は農園をしらみつぶしに調べ回った。
お昼時、隣の農場から耳をつんざくような金切り声があがった。
「助けてくれ!」
農夫が表に出てみると、例の役人が猛り狂った牛に追いかけられていた。
「おーい、こいつにとまれと言ってくれ」
農夫は言下に答えた。
「そいつに名刺ば、みせるこった!」
そう言うなり農夫はフンと鼻先で笑って、食事に戻った。
(ジョーク集より)
思ったより早くなるかも知れない
→コロナ明けの準備を(2021年06月10日)
1.ワクチン接種は案外早く進んでいます。
最初はモタモタでしたが、実行スピードは思ったより早く進んでいます。
案外、コロナ明けが早いんではないか?
こんな感じがします。
2.中堅の強さ
ワクチン接種の進み具合を見ながら、
かつて一世を風靡した『エクセレント・カンパニー』の著者
トム・ピーターズがマッキンゼー時代、日本の企業をコンサルして、
中堅社員の実行力を見て、日本企業のすごさの原点を知った
と記事で読んだことがあるのを思い出しました。
そうか、やりだしたら工夫もし、早くする日本の文化、
日本の強さはまだ残っている?
3.と、いうことで、
是非、コロナ明けの準備を急ぐ、これはトップマターです。
スタートダッシュの違いが出ますね。
モタモタはNG(笑)