┌┬───────────────────────────2021年7月
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│└┼┐ 資産家のための資産税ニュース 第115号
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└──┴┴────── 辻・本郷 税理士法人 www.ht-tax.or.jp/
辻・本郷 税理士法人の資産税の専門家が
相続・贈与税、資産にかかわる最新の情報をお届けする
「資産家のための資産税ニュース」 毎月15日配信です。
(※15日が休日の際は、前営業日に配信いたします)
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■□ 令和3年分の路線価と不動産市況 ■□
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【1.令和3年分の路線価は、6年ぶりの下落】
令和3年分の路線価は、全国に約32万地点に定められている標準宅地の
対令和2年の変動率が、コロナ禍の影響で、6年ぶりに全国平均で0.5%下落となっています。
東京も9年ぶりに下落となっていますが、実は、地方都市の7道県は上昇しています。
1位 福岡県 1.8%(4.8%)
2位 沖縄県 1.6%(105%)
3位 宮城県 1.4%(4.8%)
4位 北海道 1.0%(3.7%) 5位 佐賀県 0.4%(1.2%)
6位 熊本県 0.1%(1.4%) 7位 山形県 0.0%(0.1%)
※( ) 書きは、令和2年分の上昇率です。
上記の各地方都市には、コロナ禍に関係ない、大規模な再開発、IT企業の進出等の個別の理由がありますが、元気な地方都市があることはうれしいニュースです。
【2.コロナ禍の今、東京の土地取引は?】
今年になってから、ご相続の申告のお手伝いをしたお客様から、相続された土地の売却のお話を数件お伺いしています。締結された売買金額をお聞きすると、路線価の1.25倍の金額よりかなり高い金額で売れています。路線価は公示価格の80%を目安とされているので、路線価を1.25倍すると推定時価が算定できるとされています。
買主は、いずれも不動産業者です。
現在、金融政策による金融緩和のため、不動産業者や一部の不動産投資家が
融資を受けやすい状況なので、不動産市場は活況にあふれています。
【3.不動産についてもご相談を】
東京オリンピックの後は不動産の価格が下落すると言われ続けてきましたが、
もしかすると今、不動産取引の最好況時かもしれません。辻・本郷 税理士法人では、グループ会社であるアルファステップが、不動産取引のお手伝いをしています。現在ご所有の不動産の運用相談や、地方都市に投資をされたいというご相談も、アルファステップと全国70拠点の税理士法人事務所が連携して対応いたします。
ご所有の不動産がいまどのような状況なのか、売却するならいつ頃がお得なのかを見極めるにも、まずは担当者へお声がけください。
(担当:税理士 宮村 百合子)
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株式会社アルファステップ 不動産事業
www.alphastep1.net/estate
※路線価図ダウンロードパスワード:alpha
アルファステップでは全国にて不動産時価査定サービスを行っております。
不動産のご相談は、是非、担当者にお声がけください。
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