ファシオン
(イオンクラスター大量発生装置)
1 ファシオンとは何か
①菌、ウイルス、カビ菌の不活化をもたらすイオンクラスターを、大量に発生させることに特化した装置。
②揮発性有害有機化合物(VOC)に反応し、酸化分解により
無害化(CO2、H2Oに還元)をもたらす。
③ニオイの元を分子レベルで分解し、臭気を抑制する効果。
脱臭効果。
④感染経路の遮断 ⇒ 空気感染、一部エアロゾル感染
(飛沫感染)に対応。
ファシオン1台でイオンクラスターは毎秒300万個以上/㎠発生し約2~5分で約40㎡の空間にいきわたり、浮遊する菌、ウイルスや極小微粒子に反応。
2 空気除菌をうたう類似商品について
①一般的空気清浄機(家電製品)
空気の汚れをフィルターによって浄化することに特化した装置。
効果はフィルターの性能(クオリティや目詰まり掃除の度合い等)に依存している。
一部商品では少量のイオンクラスター発生素子やマイナスイオン発生素子を補助的に併用している(シャープ:プラズマクラスター、パナソニック:ナノイーなど)
②オゾン発生器
オゾンを発生させ、オゾンの持つ強力な酸化力で殺菌、脱臭を行うもの。オゾンは一方で濃度が高いものは人体に有毒のため、濃度を国が定めた基準値以下に落とし放出している。一般的には濃度が0.05ppm(1ℓ中に0.05gのオゾン)以下のものを使用する。但し長時間使うと残留濃度が蓄積されていく心配と、
特に不快感をもたらすオゾン臭を気にする人が多く、
そのためオゾン発生器を使用する場合には時々の換気が必要になる。オゾン濃度が高いものは居住空間では使用不可。
③紫外線除菌装置
紫外線を照射することで照射圏内の菌、ウイルスを不活化していく装置。紫外線は線量によって人体に対する害も大きいため、
商品化は技術的にも難しく、特に小型化された商品はまだ少ない。
点灯ランプは直視しないこと、直接・間接に皮膚に当てないこと、当てると日焼けや炎症を起こすことがある、人が1日に浴びてもよい紫外線の許容限界値(例えば1日8時間以内とか)があるなど、商品によってトラブル防止のため様々な制約もある。
2社員・職員スタッフを守る/諸施設、オフィスなどの場合の
対ウイルス対策
施設・室内は一種閉鎖状空間となるため、いったんウイルスが持ち込まれると一気に集団感染が生じる心配がある。施設・室内感染は主に空気感染、エアロゾル感染によることが多い。
特に、講義室、集会所、会議室、商談室、休憩・談話室、社食堂、医務室などは要注意空間です。
ファシオンは空気感染、エアロゾル感染(飛沫感染)防止に特化した装置です。
3ファシオン導入のメリット。
①社員・職員スタッフの心理的安心と、内外に対する、「ウイルス防御対策実施/健康経営アピール」効果。
②施設やオフィスでのクラスター発生(集団感染発生)で受ける
企業ダメージの未然防止…
実際的には、クラスター発生により考えられる事業休止、
施設閉鎖の回避。