2022年2月27日
今週の所感
村田光平(元駐スイス大使)
2月20日 神宮外苑の1000本の樹木を救うために
その後の反響をお届けいたします。
(その1)長谷川晃大阪大学名誉教授から
素晴らしい運動です。頑張ってください。
(その2)
「神宮の森の開発計画は、多くの先人達の思いで育ててきた樹木、
一部の人間の考えで、100年の樹木達の歴史を簡単に捨ててしまう事に憤りを覚えます」
(その3)
「核融合発電」の正当化といい、甲状腺がんで亡くなられた飯舘村の長谷川健一さんの訴えといい、全てが国の巨悪による隠蔽の内に進行していた事実が暴かれた感がします。
また、神宮外苑の1,000本を数える貴重な木の伐採も、自然破壊を都が承認したとは狂気の沙汰としか思えない。この木材で第二国立競技場でも建てようというのか?
NHKTVでニュースの際に東京都のビル群が映されますが、緑の無い人類の巨大な墓場としか見えません。これに超高層の2棟の墓石を加えるなど、もっての他です。
国と都の為政者の愚弄な策、異物を後世に遺すのは、後々の世代にとっても迷惑以外の何物でもない。
(その4)
ハラリ氏の言葉「今や人間は生態系崩壊の危機に
直面している」「経済成長はグローバルな生態系を救うことはない」、
この警鐘をしっかり受け止めるべきですよね。
加藤さんの「縄文人の有していた生命力、エネルギー、本能力、
五感、六感、直観力、ヒラメキを現代に蘇らせる」、この縄文精神を多くの人々に共有して欲しいです。
心ある市民の活動に望みを託しています!
(その5)
ツイッターなどで発信するとき都知事にメッセージを届けましょう。
なぜなら、来月3月に神宮外苑再開発計画の内容を判断して、
最終的に決定を下すのは小池百合子都知事だからです。
引き続き皆様の御支援をお願い申し上げます。
キャンペーン「 小池百合子都知事へ:神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを!」の発信者の Kopp Rochelle さんが、最新のお知らせを投稿しました。 確認して、コメントを返しましょう。
キャンペーンの最新状況
26000署名を突破!小池百合子都知事に樹木伐採反対のメッセージを届けよう!
署名の立ち上げから間もなく26000署名を超えました!
神宮外苑の樹木を守り、都会のオアシスを守りたいと願うみなさんのサポートに心から感謝しています。
もっともっと署名を増やしていくために頑張りましょう!
この署名のことをSNSでさらなる拡散を是非お願いしたいです。
その際、このハッシュタグを使ったらインパクトが強化されます。
#神宮外苑の樹木伐採に反対します
#神宮外苑再開発の見直しを
そしてツイッターなどで発信するとき都知事にメッセージを届けましょう。
なぜなら、来月3月に神宮外苑再開発計画の内容を判断して、
最終的に決定を下すのは小池百合子都知事だからです。
投稿には、こういったメッセージが効くと思います:
◉神宮外苑の樹木を切らないでください。
◉都会の緑を削って高層ビルの森にしないでください。
◉SDGs世界に誇れる環境保全プロジェクトを望みます!
◉自然に調和した公園都市計…
2月21日 神宮外苑の1000本の樹木を救うために
皆様
神宮外苑の1000本の樹木を救うため楠村様の署名活動の反響については報告させていただきましたが、いずれも大変示唆に富むものでした。
市民社会の潜在力に勇気付けられております。
本日楠村様から改めて下記所感が寄せられましたので共有させていただきます。
<日本に陰湿な虐めが横行し、通り魔による殺傷事件が相次ぎ、そして未成年の子らを始め、自らの命を断つ自殺者が後を絶たないのは社会が人々を締め付け過ぎているからだと感じます。それは、人々が互いに自由に自分の意見を言えない、言わない方が面倒じゃないなどと考えて自分たちの心の声に沈黙を強い、納得いかない従順を強いるからだと、だからそれがある日爆発するのだと考えます。
東京は特に閉塞感に満ちていると、帰国する度に感じます。
私は、今回の神宮外苑の樹木伐採の決議の見直しを求める活動は、大切な樹木の命を守る事はもちろん、人々をそう言った社会から
解放する事にも繋がると信じています。
日本の人たちは便利の代償に自由を奪われてきました。内なる声を抑えこまされてきました。自由などないのに、自由だと思わされてきました。そろそろそれに気づいて本当の自由を手に入れ享受する時ではないかと思います。そうしたら日本の社会はもっと互いの
愛に溢れた自由で健やかな社会になると思います。>
(「神宮外苑の1000本の樹木伐採に強く反対します」https://www.change.org/Save-1000trees-jingugaien-tokyo)
ネットでは発信者の Kopp Rochelle さんが、 <26000署名を突破!小池百合子都知事に樹木伐採反対のメッセージを届けよう!
署名の立ち上げから間もなく26000署名を超えました!>と報告されております。
2月23日 EUタクソノミーに関する元首相の声明
オーストリアの気候変動防止・環境省からいただいた返答
皆様
市民社会の立場から発信を続けておられるグローガー理恵様はこれまでも東京五輪反対などについても
協力をいただいて参っておりますが、EUタクソノミーに関する元首相の声明に関してもドイツの関係方面関係者への
働きかけを積極的に行っておられます。
このほどオーストリアの気候変動防止・環境省に対しても働きかけを行われ、同省からいただいた返答を別添のとおり和訳のうえ
報告をいただきましたので共有させていただきます。
内外の市民社会は「原子力村」と組する岸田総理、環境大臣、福島県知事と5名の元首相の対立に関して明白に5名の元首相を
支持しております。
時間が経過すればするほど5名の元首相の訴えに対する世界の世論の支持は強まるものと思われます。
このたびのEU員会の決定は欧州議会の本会議での過半数で覆されうるので、EU諸国への働きかけの重要性が認められます。
EUタクソノミーに関する元首相の声明ーオーストリアの気候変動防止・環境省からいただいた返答
吉原毅さま、 村田光平先生、
吉原さま、ドイツ在住のグローガー理恵と申す者です。
よろしくお願い申し上げます。 村田先生、いつも興味深い情報を発信してくださいまして、ありがとうございます。
この度、吉原さま、村田先生が、5人の元首相のフォン・デア・ライエン欧州委員会委員長に宛てた公開書簡「脱原発・脱炭素は加能です」の英語版をご紹介してくださいましたことに深謝申し上げます。
私は、2月4日、この貴重な5人の首相の声明について、
ぜひオーストリアの気候変動防止・環境・エネルギー・モービリティー・イノべーション・技術省のゲヴェッスラー(Gewessler)大臣に知っていただきたいと思い、メールを書きましたが、最近、それに対する丁寧なご返事を同省の担当の方から受けとりました:
ゲヴェッスラー大臣は、EUタクソノミーに原子力が含まれたことに対して訴訟を起こす準備を整えています。 ゲヴェッスラー大臣のチームは、欧州委員会の決定に断固として闘っていこうと決意しているようです。 これはあくまでも私の個人的な印象ですが、彼らは、この日本の元首相による書簡を心から歓迎してくださったように思えます。
担当者のメールはドイツ語でしたので、私が和訳させていただきましたものを(拙訳ですが)添付させていただきます。
あらためて、パワフルな元首相の声明をシェアしてくださったことに感謝申し上げます。
どうぞご自愛なさってご活躍くださいませ。
グローガー理恵
オーストリアの気候変動防止・環境・エネルギー・モービリティー技術省のトーマス・アオグスティン氏からいただいた返答を、
お読みください。
2月24日 ウクライナ侵攻と原子炉
皆様
心ある市民からよせられた重要メッセージをそのまま下記共有させていただきます。
記
みなさま
とうとうロシアがウクライナに軍事進攻しました。
キエフや南部の軍事施設を狙ってロケット弾や軍隊が攻撃を
始めました。
チェルノブイリはキエフの近くですし、そもそも戦闘下で
どうやって稼働中の15基の原子炉をまともに維持・管理
するのでしょうね!
何かあったらモスクワだって被害を受けるのに、、、
プーチンさんはよほどの自信があるのでしょうか?
ウクライナの原子炉15基が「放射性物質の地雷」になる懸念(会社四季報オンライン) – Yahoo!ニュース
エネルギーフォーラム わが国唯一の総合エネルギー専門誌 (energy-forum.co.jp)
2月25日 5名の元首相の脱原発のご尽力
皆様
小泉純一郎元総理宛メッセージを下記お届けいたします。
同文を細川、鳩山、菅、村山元総理にも発出済みです。
「原子力村」と圧倒的多数の内外の市民の対立に発展しつつあり、
福島の悲劇を招いた不道徳・無責任な「原子力村」は国民に対する釈明と謝罪を免れ
ない立場に追いやられるとの見通しをお伝えいたしました。
村田光平
(元駐スイス大使)
記
小泉純一郎総理殿
ご健勝のことと拝察いたします。
5名の元首相のEU委員長に対する共同声明は「原子力村」と
圧倒的多数の内外の市民の対立に発展しつつあるかのようです。
軍配が最終的にどちらに挙げられること
になるかは自明です。
この共同声明を無視するメディアの背景として倫理の欠如が指摘されております。
福島の悲劇を招いた不道徳・無責任な「原子力村」はいまだに釈明も謝罪も行っておりません。
このたびの5名の元首相の脱原発のご尽力はこの釈明と謝罪を求める国民の声にこたえるものであることが示されることになると信じます。
下記のような内外の市民社会の動きの活発化が予見されます。
貴総理の一層の御活躍と御健康をお祈り申し上げます。
村田光平
(元駐スイス大使)
追伸 ロシア軍の攻撃開始が報じられるウクライナ情勢の今後の予測は市民社会としては不動的の永続を許さない「歴史の法則」と天地の摂理のみに立脚し得ると考え
ております。
黒沼ユリ子様
いつもご支援有り難うございます。
内外の市民社会と「原子力村」の対立となりつつあります。
結果は明白と信じます。
村田光平
村田光平先生
強力なご強力者が出現されて、おめでとうございます。
陰ながら、常に先生のリーダーシップに頭を下げて、賛同しております。
今後も、どうぞ宜しく、お願いいたします。
みんなの力を纏めるしかありませんね。
黒沼ユリ子
皆様
市民社会の立場から発信を続けておられるグローガー理恵様はこれまでも東京五輪反対などについても
協力をいただいて参っておりますが、EUタクソノミーに関する元首相の声明に関してもドイツの関係方面関係者への
働きかけを積極的に行っておられます。
このほどオーストリアの気候変動防止・環境省に対しても働きかけを行われ、同省からいただいた返答を別添のとおり和訳のうえ
報告をいただきましたので共有させていただきます。
内外の市民社会は「原子力村」と組する岸田総理、環境大臣、福島県知事と5名の元首相の対立に関して明白に5名の元首相を
支持しております。
時間が経過すればするほど5名の元首相の訴えに対する世界の世論の支持は強まるものと思われます。
このたびのEU員会の決定は欧州議会の本会議での過半数で覆されうるので、EU諸国への働きかけの重要性が認められます。