BIS(日本ビジネスインテリジェンス協会) 31周年 第176回情報研究会 挨拶
2022年5月10日 衆議院第一議員会館 大会議室
日本ビジネスインテリジェンス協会
会長・理事長 中川 十郎
日本ビジネスインテリジェンス協会は多くの関係者のご支援を得て、30年前の1992年2月12日に、当時の虎ノ門、全日空ホテルで設立総会を開催。国内外の300人を超えるビジネス情報研究家や学者、ビジネスパーソンが日本に加え、米国、豪州、インド、フランス、スエ―デンなどからも参加。盛大な国際情報会議を挙行いたしました。
以後、2か月に1回の研究会を1回も休むことなく開催。コロナ後は3~4か月に1回の会合となっておりますが、これまで175回の研究会への累計参加者は16000人。講師累計は600人となっており、国内外の情報関係者からその活動は高く評価されております。
これもひとえに会員各位の長年にわたるご協力とご支援の賜物で、この機会に関係各位に深甚の謝意を表したいと存じます。
世界では情報化がさらに急速に進展しており、情報、ビッグデータ、データエコノミー、データサイエンス、AI、さらにメタバース時代が到来。大型機械、ハードの時代から、ソフト、情報、サービス時代へ世界が大きく変容しつつあります。
GAFAMや中国、インドなどの情報ソフト企業の時価総額が一国の経済規模を上回る時代となっております。
本日5月10日は自民党政権が長らく注力してきた経済安全保障推進法案が国会承認される日でもあるとみられています。経済情報が各国の経済開発を主導する歴史的なパラダイムシフトの時代に31周年に突入した日本ビジネスインテリジェンス協会は今後、経済情報のみならず、世界を震撼させているコロナ禍にも鑑み、健康医療情報の研究においても、ニューヨーク医科大学・故広瀬輝夫教授、当協会名誉顧問が創設された国際伝統・新興医療融合協会とも協力し、健康医療情報研究にもさらに努力を傾注したいと存じます。
皆様のさらなるご指導とご協力を切望する次第です。
最後になりましたが、本日の情報会議を開催するにあたり、ご指導頂いた顧問や理事各位、またこのような素晴らしい会議室を手配いただいた、村山首相談話を継承し発展させる会の藤田高景 理事長、さらに縁の下でZOOM会議や受付を担当いただいた事務局各位に心より御礼を申し上げる次第です。ご清聴ありがとうございました。 以上