2022年6月12日
今週の所感
村田光平(元駐スイス大使)
6月5日
原自連の提言が、今朝の東京新聞の1&2面に大きく報道されました
皆様
このたびの東京新聞の報道ぶりに関する英文BCC発信をお届け
いたします。
インドの親友で元ガンジー首相の補佐官、石油・天然ガス大臣の
マニ・シャンカー・アイヤール議員からは小泉元総理が岸田総理を説得されることを期待する旨返信があり,さらに、ジャン・ツヴァ―レン元スイス銀行理事、アフタブ・セット元駐日大使(その後慶応大学で教鞭をとる)およびインドの国際問題に詳しい著名な論客Vinod Saighal氏(元軍幹部)からも関心の表明がありました。
取り急ぎご報告まで。
Sent: Friday, June 3, 2022 6:23 PM
Subject: A new stream of anti-nuclear feelings in Japan
Dear Friends,
A new stream of anti-nuclear feelings is manifesting itself in Japan.
The Tokyo Shimbun, one of main Japanese daily papers, published the attached article, dated June 2,2022,in which Former
Prime Minister Junichiro Koizumi announced his strong opposition to restarting nuclear reactors.
It could become a starting point for restoring ethics in the world.
With warmest and highest regards,
Mitsuhei Murata
Former Japanese Ambassador to Switzerland
6月6日 FW: チャップリンの「独裁者」に学ぶ
皆様
世界の危機的現状を前に内外の市民社会は途方に暮れております。
本日報じられたバイデン米大統領の外交重視への方針転換が歓迎
されます。
チャップリンが覚悟を持って世に出した映画「独裁者」を改めて
ご覧になるようお勧めいたします。
独裁者ヒンケル(ヒットラーを風刺していると言われる)と瓜二つの顔をしていたために間違われた床屋(チャーリー・チャップリン)が兵士たちの前でおこなった演説はチャップリン自身によって書かれたもので、史上もっとも感動的なスピーチとして世界中で賞賛されています。
(https://logmi.jp/business/articles/8250)
たった4日しか違わない誕生日のチャップリンとヒトラー、 勇敢にも1940年に作られたこのファシズム批判・反戦争コメディ映画からは下記に例示する通り、この上なく貴重な示唆が得られるのです。
<私たちは生き方を見失ってしまった。欲が人の魂を毒し……。
憎しみと共に世界を閉鎖し……。不幸、惨劇へと私たちを行進させた。私たちはスピードを開発し、自分たち自身を孤立させた。
ゆとりを与えてくれる機械により、貧困を作り上げてしまった。
知識は私たちを皮肉にし、知恵は私たちを冷たく、無情にした。
私たちは考え過ぎ……。感じなさ過ぎる。
機械よりも、人類愛が必要なのだ。賢さよりも、優しさ、思いやりが必要なのだ。>
<君たちは機械じゃない。君たちは家畜じゃない。君たちは人間だ。心に人類愛を持った人間だ。憎んではいけない。
愛されない者が憎むのだ。愛されず、自然に反するものだけだ。>
<新しい世界のために闘おう。常識ある世界のために。皆に雇用の機会を与えてくれ、君たちに未来を与えてくれ、老後に安定を与えてくれる世界のために。>
6月8日 チャップリンの「独裁者」に学ぶ(反響)
皆様
6日にお届けした下記BCC発信に対しては下記の通り多くの反響がよせられました。
なお、同日NHK で映像の世紀「チャップリン対ヒトラー」が放映されました。NHKの時宜を得た同番組は高く評価されます。
(その1)
人の命を犠牲にし、市民社会を破壊する無残な戦争を
一日も早く停止すること切望してやみません。
(その2)
前にも観た記憶がありますが、チャプリンからの素晴らしいメッセージに、改めて心打たれました。勇気づけられます。
一人でも多くの方に見てもらいたい映画です。
(その3)会社会長より
情報ありがとうございました。
全社員に観てもらいます。
取り急ぎご報告まで。
6月8日 チャップリンの「独裁者」に学ぶ(反響)➁
皆様
7日発出したBCC英文発信を下記お届けいたします。
海外から反響が寄せられ出しております。
(その1)
Thank you. You are right.
(その2)
日英語ブログに転載させてもらい、
コメント加えてFB,Twなどで拡散させてもらいました:
独裁・侵略・戦争・核破滅を全廃しよう‼
(その3)
Thank you for delving into the past to inspire the world anew.
(過去を探求し新たに世界に貢献せんとするご尽力に感謝します)
市民社会はチャップリンの世界規模の影響力を目の当たりにして、文化の力を再認識しております。
記
Dear Friends,
There is no foretelling the outcome of the current Ukrainian crisis.
Civil society is utterly bewildered under present circumstances.
It is Charlie Chaplin who could offer hope for the future.
His film “the Great Dictator” made in 1940 remains unforgettable for the last scene, preaching the world with his unforgettable and historic speech.
https://www.youtube.com/watch?v=KORLjq2ebgA
Please allow me to recommend you to review the film and the speech.
With highest regards,
Mitsuhei Murata
Former Japanese Ambassador to Switzerland
6月11日 原子力村が温存される背景
皆様
10年前に傑出した文化人から寄せられたメッセージを共有させていただきます。
福島事故を起こした原子力村が温存され、安全神話を復活し、
再稼働を勧めている背景が
解明されております。
不道徳な原発が温存されている背景も解明されました。