2022年7月10日
今週の所感
村田光平(元駐スイス大使)
6月29日 神宮外苑再開発
皆様
「月刊日本」の7月号が「神宮外苑再開発」特集で4名もの関係者の掘り下げた記事を掲載しており反響を呼んでおります。
(冒頭見出し別添)
6月28日付東京新聞は同紙が実施した都民意識調査で反対が69.5%、賛成は5.7%にとどまったと報じております。Change.orgによればKopp Rochelleさんと楠本淳子さんがそれぞれ小池百合子都知事に請願書と署名を、各事業者に要望書と署名を提出しております。
ご賢察の通り、この度の「月刊日本」の特集号はこの問題の帰趨に甚大な影響を与えるものと思われます。
皆様の御理解と御指導をお願い申し上げます。
7月6日 新しい文明を求めて
皆様
最近の講演(「新しい文明を求めて」)をお届けいたします。
(10分15秒)
「力と支配の父性文化」から「和と連帯の母性文明」への移行の
必要性を改めて訴えました。
現在、最も懸念されるのは科学と人間の関係です。
「良心のない科学は魂の亡骸に過ぎない」(フランス・ルネサンス期を代表する人文主義者、フランソワ・ラブレー)の警告が想起されます。
科学技術の発達は機械による人間の各種職業の代替をもたらしており、とどまるところがありません。
このことの影響が表面化する日が近づきつつあると思われます。
過去に見られた非機械化運動の必要性までが取沙汰されるに至っております。
文明論の必要性の証左と言えましょう。
皆様の御指導をお願い申し上げます。
7月9日 新しい文明を求めて➁
皆様
お届けした講演は下記の通り尊敬する専門家からの心強い反響に接しております。
講演レジュメを追送させていただきます。
国連倫理サミットの開催を引き続き訴えて行く所存です。
皆様の御理解と御支援をお願い申し上げます。
村田さま
ご講演、拝見しました。
すべて共感いたします。ありがとうございました。
文明論的な転換を、学問も、政治も、いよいよ真剣に考えなければならない時代ですね。
取り急ぎ、お礼まで。
7月10日 新しい文明を求めて③
皆様
市民社会の代表的存在の一人と尊敬する同志からいただいた
声援をお届けいたします。
<村田先生からの配信をお届けします。
このたびのプーチン氏によるウクライナへの武力侵攻は
理不尽極まりなく、人権を無視した文明社会の破壊行為
であり、絶対に許すことは出来ません。
今日ほど、村田先生の提唱される「新しい文明を求めて」
を必要とする時はなかったと言えるではないでしょうか。>