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        Vol.294 2022/08/05

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        浜田かずゆき の

        『ぶっちゃけ話はここだけで』         

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        習近平との直接対話を希望するゼレンスキーの思惑

         

        ぶっちゃけ、アメリカのペロシ下院議長の台湾訪問でウクライナ情勢は国際ニュースの片隅に追いやられてしまったようです。

        とはいえ戦争が始まって5ヶ月が経ちました。

        ゼレンスキー大統領の率いるウクライナは国家破綻に追い込まれています。

         

        8月に迫る200億ドルの外債償還のメドは立っていません。

        アメリカのバイデン政権からは330億ドルもの武器、食糧、難民支援を受けていますが、その大半は闇市場に流れているようです。

        8月1日からはウクライナのドル稼ぎ頭と言われるトウモロコシや小麦などの輸出が再開されましたが、戦前と比べると極々少量に過ぎません。

         

        苦肉の策として、ゼレンスキー大統領は夫人を引っ張り出し、

        ワシントンに送り込み、バイデン夫妻に直接掛け合わせて一層の支援を求めました。

         

        しかし、アメリカ国民のウクライナへの関心は盛り上がらず、「国内問題を優先すべき」との声が大きいため、追加の財政支援は得られていません。

        そこで、ゼレンスキー大統領はファッション誌「ボーグ」の表紙に夫人を登場させ、紙面を通じて国際世論に訴える作戦を展開しています。

         

        ところが、これは完全な裏目となってしまいました。

        なぜなら、そこで使われた写真はゼレンスキー夫人がハイセンスなファッションに身を固め、ウクライナの戦場でポーズを取っているからです。

        戦争で多くの犠牲者が生まれ、国土が破壊されているというのに、夫婦揃ってファッション誌のために時間とエネルギーを割いているとは「とんでもない」という批判が噴出しました。

         

        そこで、ゼレンスキー大統領が繰り出したのは中国へのSOSです。

        アメリカもヨーロッパも「あてにならない」と見切りを付けてしまったのでしょうか。

        「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」紙のインタビューに答え、「習近平氏と直接話し合いたい。彼とは1年前に話したきりだ。2月24日のロシアによる軍事侵攻が始まった時から、

        中国との話し合いが欠かせないと思ってきた」と習近平氏の仲介に期待を寄せているのです。

         

        「外交ルートを通じて、中国側にその旨を伝えている」とも、

        手の内を明らかにしています。

        要は、ロシアのプーチン大統領を説得し、戦争終結への道を見出すには、中国の習近平国家主席の力を借りるしかいない、との

        結論に至ったのでしょう。

         

        「ニューヨーク・タイムズ」紙がすっぱ抜いていますが、こうしたウクライナ側の動きに対して、アメリカ政府はゼレンスキー大統領への不信感を強めているようです。

         

        ぶっちゃけ、バイデン政権はロシアとも中国ともまともに渡り合える外交力がないということかも知れません。

         

         

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