第5回 国際伝統・新興医療融合協会 国際大会 閉会の辞
2022年10月13日(木)1:00~6:50pm 衆議院第2議員会館 地下第一会議室
国際伝統・新興医療融合協会 理事長 中川十郎
第5回国際大会は国内外からZOOM参加36名。会場参加者64名で 総計100名が参加いただき、昨年の80名から大幅に参加者が増加。盛会理に終了しました。これも医療関係各位の伝統・新興融合医療への関心の高まりを示すものだとうれしく存じます。
当初、ZOOMの通信に不具合があり、30分ほど遅れ、開会あいさつをお願いしていた当協会名誉会長の中松義郎・工学、医学、法学博士にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。次回以降はこのような事の無いように十二分に注意いたしたく、ご容赦を賜りたいと存じます。幸いその後は遅れたものの10分の遅れながら予定の7:00pmには終了できたこと、関係各位のご協力の賜物で主催者として厚く御礼を申し上げます。
第5回国際会議は現代最新医療に加へ、現代医療の問題点、漢方医療、医食同源問題などのほか、今年は新興医療について多くの発表があり、創設者の故広瀬輝夫NY医科大学元教授のご遺志にそった国際会議となりました。広瀬先生もさぞや草葉の陰からお喜びのことと存じます。さらに海外から伝統・新興医療専門家7名がタイ、インド、北マケドニア、スイス、ドイツなどからZOOMでご参加いただき、充実した国際会議となったこと、関係各位のご尽力の賜物で協会を代表し、心からお礼を申し上げる次第です。
現下、世界はコロナ禍で深刻な健康、医療問題解決が希求されております。かかる時代にあって、その解決には現下の近代医療に加え、伝統医療、新興医療の全知を総動員し、その解決に世界規模で国際協力を強化すべき時だと確信します。その意味で国際伝統・新興医療融合協会の存在は極めて重要だと信じます。今後とも国内外の関係各位のご指導とご協力をお願い申し上げます。
国際伝統・新興医療融合協会は世界初の無輸血開心術用無血人工心肺開発・冠動脈バイパス手術、自家組織での心臓弁再建術などを開発。世界120カ国で3万人に手術を行った世界的心臓外科医の故広瀬輝夫元NY医科大学臨床外科教授により創設されました。
17世紀のデカルトの心身二元論の臓器中心の近代医療に対し、全人的で自然の恩恵を尊重する、全身的医療の両者を融合することで理想的医療を追求すべきだと、世界の137カ国を訪問、民族伝統医療を調査・研究。日本の融合医療のあるべき姿を追求してほしいとの遺志を広瀬先生が本国際伝統・新興医療融合協会に託されました。先生の遺志を引継ぎ、今後ともさらなる研鑚を続けたいと存じます。関係各位のさらなるご指導をお願いいたします。最後に受付、ZOOM操作などでご尽力いただいた各位に深甚の感謝を申し上げます。