2022年12月25日
今週の所感
村田光平(元駐スイス大使)
12月22日・急がれる父性文明から母性文明への転換
皆様
混迷を深めつつある世界は国連倫理サミットの開催を必要としております。
同サミットの目標は
1.地球倫理の確立
2.力の父性文明から和の母性文明への転換
3.核廃絶の実現です。
別添の父性、母性両文化の比較表を一瞥すれば平和に貢献するのは母性文化であることが頷けます。母性文明は倫理と連帯に基ずき、環境と未来の世代の利益を尊重する文明と定義できます。
母性文明の特徴は感性です。
現在世界が最も必要としている人道主義を支えるのは感性です。
同比較表は国際的に拡散され評価されております。
力の父性文明は権力を必要としますが、和の母性文明は哲学に支えられます。
哲学は倫理の源泉となりうるものであり、その教えは人類と地球を守る天地の摂理、不道徳の永続を許さない歴史の法則及びすべての悪事を罰する老子の天網の三原則に総括されます。
市民社会を代弁する立場からの発信を続けておりますが、知人から別添のトロイの王女カサンドラの役柄のごときになるやと
心配しているとのメッセージに接しております。
皆様の御理解と御支援をお願い申し上げます。
追伸「新しい文明に向かい動き出すときの到来」と題する小論がDEVNET INTERNATIONALのニュースとして世界の有識者約1万4,000名に英語など10言語でニュースを配信している
「OTHER NEWS」(本部:イタリア)で拡散されました。
https://www.data-max.co.jp/article/61168