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        BIS論壇 No.405『中国急速人口減と日本貿易赤字過去最大』中川十郎1月20日

        メデイア報道によると中国は61年ぶりの人口減で働き手は今後10年で9%減を予想。

        一方、日本の昨年の貿易赤字は1979年以降、過去最大の19.9兆円となった。

        上記情報は、今後、GDP世界第2位の中国と、第3位の日本の将来を暗示しているように思える。中国は2023年とみられていた世界最大の人口大国の座を1年早くインドに譲った。日本と同様、中國もいよいよ少子高齢化が現実化する。33年までの10年間で中国の生産年齢人口は9%減となり、世界経済をけん引してきた中国の成長にブレーキがかかる。

        中国国家統計局が1月17日発表の2022年末の中国の総人口は14億1175万人で前年比85万人減少。一方、日本の出生もかっての100万人から80万人台に減少。中日とも少子高齢化に拍車がかかり始めている。

        中国の22年の出生数は106万人減の956万人と1949年の建国以来初めて1000万人を割った。死亡者数は1041万人。今後も減少傾向が続くとみられる。国連推計によると1月1日現在14億2203万人のインドが中国を抜き、世界最大の人口大国になったものと思われる。日本経済新聞によると、中國は向こう10年で2億3400万人が定年退職の時期を迎え、この結果、生産年齢人口は今後10年で6700万人(9%)減少すると予測。金融危機後の世界経済をリードしてきた中国の潜在成長力が衰え、中国の実質成長率は30年代には3%を割り込み、経済規模は長期的にも米国を逆転しないとの試算を公表。これは産児制限のツケで中国の少子高齢化が止まらないことが原因だとの見方である。

         

        中国の一人当たり国内総生産(GDP)は22年の一人当たり、1万2700ドル(約163万円)だった。一方、日本の07年のGDPは3万5847ドルで日本の3分の1だ。低コストで海外企業を引き付けてきた生産も難しくなり、経済減速に拍車がかかっている状態だ。

         

        一方、低迷を続ける日本経済の現状は財務省の1月19日発表の貿易統計速報によれば、日本の2022年の貿易収支は19.9兆円の大幅赤字となった。これは1979年以降、43年ぶりの最大の赤字だ。円安と資源高が主な原因とみられる。

        輸入は前年比、39.2%増の118兆1573億円で初めて100兆円を超えた。為替レートは年平均1ドル130.77円と98年以来の円安だった。一方、輸出は18.2%増の98兆1860億円だった。ロシア~ウクライナ戦争の影響で、エネルギー資源の値上がりもあり、中東からの輸入が82.1%増の15兆4265億円。豪州からの輸入も11兆6243億円と倍増した。

        一方、12月単月の貿易収支は1兆4484億円の赤字で、17か月連続の赤字となり、12月としては過去最大の赤字となった。12月は中国向けの輸出が1兆6178億円と前年同月比6.2%減少。これは中国への経済安全保障政策で半導体をはじめとする先端技術品などの輸出制約もあり、最大の貿易相手国の中国との日本貿易政策の再検討が要請される次第だ。

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