知識の杜へようこそ。お好きな森の散歩をお楽しみ下さい。
  • 音楽の森
  • グルメの森
  • 歴史の森
  • アートの森
  • 動物の森
  • 鉄道の森
  • 生活の森
  • 健康の森
  • ファッションの森
  • スポーツの森
  • 本の森
  • ご当地の森・日本
  • ご当地の森・世界
  • イノベーションの森
  • みんなの森
  • パートナーの森
  • イベントの森
  • 文学の森
  • 植物の森
  • 建築の森
  • 映画・演劇の森

協賛企業団体・個人

◎協賛企業団体・個人募集中

協賛企業団体・個人

◎協賛企業団体・個人募集中

協賛企業団体・個人

    ◎協賛企業団体・個人募集中

    協賛企業団体・個人

    ◎協賛企業団体・個人募集中

    協賛企業団体・個人

    ◎協賛企業団体・個人募集中

    協賛企業団体・個人

      ◎協賛企業団体・個人募集中

      協賛企業団体・個人

      ◎協賛企業団体・個人募集中

      協賛企業団体・個人

      ◎協賛企業団体・個人募集中

      協賛企業団体・個人

        ◎協賛企業団体・個人募集中

        協賛企業団体・個人

        ◎協賛企業団体・個人募集中

        顛倒夢想(てんどうむそう)     令和五年如月

         

        ヒトの身体は原子10の28乗個の小宇宙。たかだか数百万個程度の言語で頭を悩ますより、大宇宙の波動を感じよう。見えるニュースと見えない裏話があってはじめて社会が観える。ここでは、裏話を書きますが、裏は公表されません。曇り空の雨傘と考え、ガセネタ容赦でお読み下さい。    “廓然無聖/大自然には裏も表もない” 菩提達磨   

        “うらをみせおもてをみせてちるもみじ” 大愚良寛

        大自然経済論” 

           

        米国経済の転換期

        縄文以来16000年続く日本の特異性は、四海四季に恵まれた黄金の国(マルコポーロ)、不老長寿の島(徐福)にある。縄文遺跡のほとんどは海岸、河岸にあり、四季それぞれの魚介、山菜に恵まれていた。一方で、日本海溝から測れば2万メートルの山上生活であり、いまだに原始時代の名残の火山列島である。魚介からの感染症、火山噴火、飢饉が数百年ごとに発生する常に不安列島でもある。その中で育まれた遺伝子が「団結と信用」である。さらに資源といえば草木や石、魚骨ぐらいと少なく、それを生かす「工夫と器用」が身についた。それは現代にも継承されて「信用経済、電子立国と呼ばれた発明大国」となって、いまだ暴動の少ない文化国家である。それが明治に乱入した西洋の拝金主義、戦後の米国経済による排他的拝金経済のハリケーンに巻き込まれ、経営者、教育者に至るまでハリケーン経済に従い、疲れた定年を迎えている。奈良、平安、鎌倉、江戸と災難が起きるたびに怨霊の恨みとして結界を設け、団結して凌いできた。怨霊にされた道真や将門はいい迷惑であるが、結界として建立された天満宮や神田明神は、多くの国民が正月、合格祈願に訪れ、父なる神はいなくても八百万の神に感謝することで、ドンパチのない平安を保っている。今こそ、大自然を鑑とし、感謝し、助け合う経済を日本から発信しよう。大自然に差別なく、隣同志栄養交換しながら45億年も息づいている。コロナに怨霊がいたとしたら、怨霊は地球そのものと考える。際限なき金欲、エネルギーの赤天井、ゴミの山のバブルの塔に地球が呪っているのである。結界はどこか?静かに寄せる海岸である。あの波は日月と地球の呼吸であり、生命エンジンなのだ。海を見ながらダボス会議をしようではないか。プーさんも、バイさんも、シューさんも水着になって。

         

         

        見えてきたコロナ後の新コンセプト

        不肖の姉田村セツコが今月初荷で新刊本が出た。「85歳のひとり暮らし」(興陽館)である。ヒットメーカーの編集部長が一日中姉と散歩し、録音し、名カメラマンがシャッターを切り続け、編集したものだ。経費は電車バス代とランチ代である。舞台も設けず、

        赤裸々な暴露本であり、全て生の情景である。個人情報流出禁止時代。それを逆手にとった丸出し本である。ソニー創業者の井深もまる出しオーケー、差別ゼロの人だった。ある時、裏情報暴露の記者が取材に来た。井深は繰り出す質問に全て答えた。記者は、あまりにも清々しい対応に、ファンとなり、褒め言葉の記事にした。隠し事無用の社会は、今までのネガティブをポジティブに捉える社会である。エドはるみさんは「ネガポジ論」を慶應義塾で論文にされた。汚れのない心の交換の世が、コロナ後の新文化になれば良いと願う。そうなると、他国の牢屋から殺人を指揮するような獣人も自己淘汰されると思う。水野南北は、玄米と糠漬け、味噌汁を食べ続ければ悪人も善人になる、まちがいないと書き残している。不良中学の真田中学を偏差値トップに変えた大塚貢校長も、ミネラル給食に変えたと語る。自然食が悪食時代ではイノベーションといえるかもしれない。

         

         継ぐ美学

        八重垣睦子さんは島根県出雲市の人。キルト作家だ。着物、打掛、行衣などの古衣から切り出した布地を下絵の上に乗せ、表地、中地、裏地と重ねて縫い進むのだ。花鳥風月、鳳凰、霊峰などのタペストリーを拝見した。一作一年の大作ばかりだ。彼女は日本の古の文化を未来にお届けする継ぎ役なのですと微笑む。私は大山詣をした古人の行衣の紋を切り取って、キルトにした作品が好きだ。多くの信仰者の登る姿が彷彿とする。

        ジョン・ムーアは旧知のアイルランド人である。祖母から学んだ自然農法を日本人に伝えている。大手種屋の種は買うな。一回だけのF1種か、農薬塗布の種ばかり。作物は糖分が多く、免疫力を下げる。自分の土地にあうよう種は育てよという。ジョンの指導で生まれた種を定期的に広場に運び、惜しげもなく市民に与える祭りがある。良い種を継ぐという「種継まつり」である。大体、村祭りは老人から若者に村の伝統を継ぎ、若者の結束を高め、村の進化を意図するものである。政治は「まつりごと」である。

        国の進化を祈念して知恵を継いでゆくのが本来の姿であるが。前政権を否定して、継ぐことを忘れた隣国は「歴史」のない国として、危ういことは歴史が教えている。八重垣さんやジョンから継ぐ美学を教えてもらいました。

        文責 田村槙吾 tamushin1946@gmail.com

        制作協力企業

        • ACデザイン
        • 日本クラシックソムリエ協会
        • グランソールインターナショナル
        • 草隆社
        •                 AOILO株式会社

        Copyright(C) 2015 chishikinomori.com all rights reserved.