競馬雑記 令和5年4月30日天皇賞(春)
今年の春の天皇賞は単勝1,7倍の大本命馬タイトルホルダーの連覇が話題の中心だった。重馬場のため相手はジャステインパレス、ディープボンド、ブレークアップが本線。レースは大方の予想通りアフリカンゴールドの逃げで、タイトルホルダーは2番手。アフリカンの故障もあり、早め先頭にたち、そのまま押し切れるかと思ったがスピードが上がらず、2周目の坂で後退していき横山和騎手は下馬することになった。大本命馬が故障。悲惨な結果となり、「競馬に絶対はない」の格言を思い出す結果となった。幸い馬の命には異状なく無事な回復を願うが、出来ればこのまま引退して種牡馬人生を歩んで欲しいと思う。レースは2番人気のジャステインパレスが優勝、2着には重馬場と長距離得意のディープボンドが3年連続の2着となった。新装京都競馬場の初G1にタイトルホルダーの名前が刻めなかったことは非常に残念だった。
今月は牝馬クラッシック第2弾のオークスと牡馬の日本ダービーがある。牝馬は桜花賞馬リバティアイランドが一枚抜けた存在だが、初距離で付け入る馬がいるかどうか、ダービーは1冠目の皐月賞が混戦と言われたがレース結果はソールオリエンスの1強と思われる内容だった。トライアルの青葉賞を3連勝で制したスキルヴィングがどこまで迫れるか期待したい。両レースともぜひ注目していただきたい。