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        「知識の杜」通信・202313号 令和5年4月5日

        *原子力規制委員会は敦賀原発2号機の安全審査中断と発表

        (日本経済新聞)

        原子力規制委員会は5日の定例会合で、日本原子力発電の敦賀原子力発電所2号機(福井県)の安全審査を中断することを決めた。

        日本原電は必要な資料の記載ミスを繰り返している。再稼働の前提となる安全審査の合格は見通せない状況にある。

        日本原電は2015年11月に敦賀原発2号機の安全審査を規制委に申請した。原子炉建屋の直下の断層が活断層かどうかが焦点となった。

        疑いがあれば電力会社が「活断層ではない」と証明する必要がある。

        日本原電が提出した資料に関し、19年に1000カ所以上の記載不備が見つかった。

        20年には敷地内の掘削調査による地質の観測記録の一部で書き換えが判明した。

        活断層かどうかの評価に関わるとして規制委は20年2月に審査を中断した。

        書き換え前の元のデータが追跡できると分かったことなどから、22年12月に審査が再開した。

        ただ、過去に提出していた資料で新たな誤りが明らかになった。規制委の委員からは審査打ち切りを示唆する発言が出ていた。(日本経済新聞)

        この記事を読む限り、今回は原子力規制委員会の審査が正常に働き???歯止めがかかりましたが???

        日本原電は事故が起きた場合の、責任をどのように考えているのですかね??? 書類で1,000か所以上の不備???

        再稼働した場合の不備は1か所でも大事故につながるでしょう???

        最悪の事態は考えたくない???既得権益者への忖度を優先した運営方法しか考えていない???

        政府は再稼働する原発を23年夏以降に最大17基へ増やす方針を決定していますが???

        原子力規制委員会、日本原電は、国民のために、安全、安心を最優先で取り組んでほしいものですね???

         

        *ゼレンスキー大統領を手玉に取るアメリカの投資ファンド

        (浜田和幸)

        ぶっちゃけ、「戦争ほど儲かるビジネスはない」は欧米の投資ファンドの合言葉です。

        中でも、際立って大儲けに勤しんでいるのがアメリカの「ブラックロック」に他なりません。

        何しろ、投資家から集めて運用する資金は10兆ドルを超えています。

        同ファンドの創業社長ラリー・フィンク氏は頻繁にウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と面談を重ねているところです。

        実は、ウクライナは「マネーロンダリングの天国」と言われるほどで、これまで政府が資金洗浄に深く関わってきました。

        例えば、ウクライナ戦争が勃発する直前、ウクライナのオルガルヒと呼ばれる財閥集団は年間110億ドルも資金洗浄で

        荒稼ぎをしていたようです。これはウクライナのGDPの13%に相当します。

        要は、国家財政の相当部分が腐敗三昧の役人と利権に群がる財閥集団の食い物になっていたわけです。

        2023年の年初、フィンク社長は株主宛てのメッセージで次のように語っていました。

        「ロシアによるウクライナ侵攻はグローバル化の流れを逆走させるもの。プーチン大統領によるNATOとの対決姿勢とウクライナの

        NATO加盟を阻止する動きは世界の分断化を加速させるだろう。こうした分断化の傾向は全世界で顕著になりつつあるが、

        そうなれば益々世界は対立や戦争に飲み込まれる」。

        こうした分断化の流れを踏まえ、ブラックロックは新たな資産運用の可能性を提示しています。

        具体的には、ゼレンスキー大統領とフィンク社長が狙っている「ポスト・ウクライナ」事業計画でしょう。

        それによれば、ロシアによるウクライナ破壊は既定路線で、数年後には膨大な「ウクライナ復興ビジネス」がスタートするとのこと。

        言うまでもなく、破壊が拡大すればするほど、復興事業の規模は膨らみます。

        その青写真を、フィンク社長はアメリカ政府のお墨付きを得ながら、ゼレンスキー大統領に提示している模様です。

        ちなみに、復興ビジネスは現時点では1兆ドルと見積もられていますが、恐らく、その数十倍に膨れ上がることは確実視されています。

        実は、ブラックロック以外にも、数多くの欧米の投資ファンドがキーウ詣でを重ねているのです。

        彼らの間では「遅かれ早かれ、ゼレンスキーは大金を持って国外に脱出する。バイデン政権は彼のためにフロリダに隠れ家を

        用意しているらしい」との噂が囁かれています。

        ぶっちゃけ、ゼレンスキー大統領もバイデン大統領も、彼らを手玉に取ろうとする欧米の投資ファンドの目の付け所は、

        日本の政府や企業とは大違いです。

        「知識の杜」通信・202314号 令和5年4月12日

        *坂本龍一氏(71歳)3月28日に死去

        現代の天才音楽家・アーティストである氏の功績は音楽活動だけでなく・原発問題・環境問題・平和活動と精力的に発信をしていました。

        「芸術は永遠であるが、人生はあまりにも短すぎる」氏は同様のことを言っておられたと思いますが、もっともっと活動の時間が欲しかった事でしょう。

        氏の残した芸術作品は永遠に残り、各方面の活動は次代に引き継がれる事でしょう。

        お疲れ様でした、ご冥福をお祈りします。

        下記、村田光平先生の先週の所感・2022年6月に坂本龍一氏から届いた村田先生宛のメッセージですご覧ください。

        http://kurionet.web.fc2.com/sajamoto20220608.html

         

        *トランプはポルノ女優から起こされた裁判で勝訴!

        主要メディアは無視 (浜田和幸)

        ぶっちゃけ、訴訟社会アメリカらしい出来事が相次いでいます。

        今週はトランプ前大統領がニューヨーク地裁で起訴された話題で持ち切りでした。

        しかし、同じ時期に、ロサンゼルスで起こされていた裁判でトランプ氏は勝訴しています。

        しかも、訴えていたのは例のポルノ女優ストーミー・ダニエルズに他なりません。

        トランプ氏が「彼女の主張は根も葉もない戯言だ」と全面否定し、

        彼女の人格をけなすような発言を繰り返したため、

        彼女の側が侮辱罪でトランプ氏を訴えていたのです。

        ニューヨークではメディアが大騒ぎを煽っていましたが、ロスアンゼルスではほぼ無視されていました。

        とはいえ、この判決の結果、ストーミー側はトランプ氏の弁護士費用12万2000ドルを支払うことを命じられたのです。

        実は、これまでも両者の間ではいくつもの訴訟が争われてきました。

        その結果は全てトランプ側が勝訴しており、ストーミー側には50万ドルの支払い命令が出されています。

        今回もトランプ陣営が勝ったため、合計60万ドル以上をストーミー側はトランプ氏に弁済せねばならなくなったわけです。

        続きは下記WEBサイトでご覧ください

        http://chishikinomori.test.aoilo-web02.teamavith.com/archives/7968

         

        「知識の杜」通信・202315号 令和5年4月19日

        *ドイツで「脱原発」が実現4月15日

         2011年の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、当時のメルケル政権が「脱原発」の方針を打ち出し、17基の原発を段階的に停止してきて、稼働していた最後の3基の原発が送電網から切り離され「脱原発」が実現しました。

        今後、再生可能エネルギーを柱に電力の安定供給を続けられるか?などが課題となるようですが、きっと乗り切れるでしょう。

        一方、原発事故を起こした我が日本は

        12年前に民主党政権下で脱原発の方針決定しましたが、この間にどれだけ再生エネルギーを開発してきたのか???

        昨年より、政府は事故の総括も出来ぬまま、手のひら返しのように、原発の新増設を含めて再稼働、耐用年数の延長等々、ドイツとは真逆の方針変更???

        既得権益者を守るための政策ですかね??? 原子力村???

        ドイツは課題山積の中、日本の原発事故の教訓を受けて12年かけて脱原発を実現しました、

        方や日本は再稼働、新増設???倫理感の違いですかね???

        先日亡くなられた坂本龍一氏の村田光平先生に宛てた書簡を思い出します。

        http://kurionet.web.fc2.com/sajamoto20220608.html

         

        *トランプの不倫相手のポルノ女優に暗殺予告!(浜田和幸)

        ぶっちゃけ、アメリカの混乱と分裂には歯止めがかかりません。

        日本でも大きなニュースとなったトランプ前大統領の起訴ですが、その原因となった不倫相手と目されるストーミー・ダニエルズというポルノ女優兼監督に対する殺人予告が相次いでいます。

        ニューヨークの大陪審で口止め料の違法処理を含め、34もの罪状で起訴されたトランプ氏です。

        といっても最大の起訴理由は、先の大統領選挙の直前に、この不倫相手に対して支払った口止め料の処理方法が「弁護士費用」として計上されており、違法なものだったという疑いに他なりません。

        今回の起訴を受け、当のストーミーは「いつでも裁判で証言します。法廷でトランプと対峙することを厭いません」と述べています。

        しかし、そうした言動に対して、「嘘つきめ、殺してやる」といった脅迫メールが殺到しているとのこと。

        彼女によれば、「こんな身の危険を感じることは生まれて初めてです。

        真実を語ることが、こんな結果をもたらすとは思いませんでした。

        日に日に脅迫が強まっています」。

        恐らく、熱烈なトランプ支持者からの嫌がらせと思われます。

        とはいえ、殺人事件が日常茶飯事のアメリカです。

        続きは下記WEBサイトでご覧ください

        http://chishikinomori.test.aoilo-web02.teamavith.com/archives/7971

         

        「知識の杜」通信・202316号 令和5年4月26日

        *JR福知山線の脱線事故から18年(4月25日)

        兵庫県尼崎市でJR福知山線の快速電車がカーブを曲がりきれずに脱線、線路脇のマンションに衝突し、107人が死亡、562人がけがをした

        悲惨な事故から18年が過ぎました、事故が発生した午前9時18分とほぼ同じ時刻に、線路沿いの道路では関係者や近所の人などが

        手を合わせて黙とうをささげました。

        この事故の原因は運転手がダイヤの遅れを取り戻すためのスピードの出しすぎで、カーブを曲がり切れなかった為とされています。

        日ごろ上司から、ダイヤの遅れについて、厳しい指導があったとのことが最大の原因である事が指摘されています。

        会社の指導方針、縦割り社会の弊害で、運転手も、指導上司も上からの叱責を恐れ、自己保身のため安全第一を忘れてしまったのでしょうかね?

        被害にあった方々の無念さは、はかり知れないことです。

        筆者も当日は関西に出張しておりまして、前日この路線に乗ったと、記憶しています。

        事故当日は、JRの幹部の方とのアポが入っていましたが、勿論事故の為中止でした。

        その幹部の方はのちに事故被害者ご家族のケアーサポートにご尽力され、何年もご苦労されていたと聞いております。

        一瞬の事故の為、事故被害者、ご家族のご無念さ、JR職員、関係者の方々の、ご苦労は、はかり知れない記憶として残っている事でしょう。

        IT技術の進化した現在では、二度とこのような惨事が起こらない事を祈るばかりです。

        翻って、国の原発行政は、福島の原発事故後、安全性が担保されないまま、原発推進を、決定しています。

        声の大きい既得権益者を守ることが、自己保身につながるからでしょうかね???

        国民の安全安心は誰が守ってくれるのでしょうか???

        国民の納得できる安全安心宣言をしてほしいものですが???

        昨日、日本原子力開発機構は、茨城県東海村のJ-PARCで今年3件目の火災が発生したと発表されていますが

        こんな事で、原子力行政の安全が担保されているのでしょうかね???

         

        *日中医療ビジネスの架け橋となるか?徳川家康の健康長寿の秘訣(浜田和幸)

        徳川家康といえば、江戸幕府を生んだ初代将軍として日本の歴史に燦然と輝いています。

        今年はNHKの大河ドラマ『どうする家康』が人気を獲得しているようです。このテレビ放送では、優柔不断で頼りなさげな家康が、

        苦悩しながら様々な決断を下す姿を描いています。

        「鳴かぬなら、鳴くまで待とう、時鳥(ホトトギス)」という有名な狂歌で知られる家康ですが、

        「20年単位で時期を待つ」という、時間に追われないというライフスタイルだったと思われます。

        そんなあくせくしない家康ですから、当時の日本人の平均寿命45歳をはるかに超える75歳の天寿を全うできたのかも知れません。

        実は、そんな家康は今で言う「健康オタク」でした。

        何しろ、宋の陳師文らが著わした『和剤局方』を熟読し、薬草や薬木を栽培し、自分の身体を実験台にして、

        医薬の改良に努めていたと記録されているくらいですから。

        そのお陰で、3代将軍家光が幼い頃大病を患い、医者が匙を投げてしまった時には、自らが調合した「紫雪」(鉱物性製薬)で命を救ったこともありました。

        当時、最先端と目された中国の漢方や製薬器具を取り寄せ、自分でその効果を試し、周りの人々のためにも役立てたようです。

        続きは下記WEBサイトでご覧ください

        http://chishikinomori.test.aoilo-web02.teamavith.com/archives/7974

         

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