今週のお薦め作品 午前十時の映画祭(6/9~7/6)「大脱走」
今回は新作ではない1963年公開の「大脱走」を紹介します。レンタルCDでも観れますが、東宝シネマズ恒例の午前十時の映画祭で7月6日まで見ることができます。(公開劇場は22日迄新宿・横浜、23日から日本橋・池袋等、詳細はネット等で確認してください)私は6月17日にあらためて映画館で本作を見ました。エンターテインメント作品として大変すぐれており、約3時間の映画が短く感じるほどです。内容は史実に基づいています。ナチス収容所から76名の集団脱走した事件の映画化です。主演はスティーヴ・マックィーン、ジェームス・ガーナー、リチャード・アッテンボロー、チャールズ・ブロンソン、ジェームス・コバーン、ディヴッド・マッカラム等々。ひとりでも主役を張れるオールスターキャストです。このようなスターたちが揃った映画を作ることは今のハリウッドではむずかしいでしょう。それぞれが個性ある見事な役を演じており、史実に基づく脱走計画と脱走した後の逃走方法、特にマックィーンのバイクシーンは見ごたえがあります。ぜひ、映画館で本物の映画を楽しんでください。
今週の新作公開作では、リーアム・ニーソン100本主演記念作「探偵マーロウ」が公開されています。昔なつかしいハードボイルド調の映画です。ファミリー向けは先週から公開中のディズニー100周年記念作、実写版「リトル・マーメイド」がお薦めです。