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        2023年7月23日

        今週の所感

         村田光平(元駐スイス大使)

        2023年7月21日

        「処理水」に含まれるもの

         

        信頼する協力者からいただいた「処理水」に関する指摘を共有させていただきます。

        ALPS(多核種除去設備)により処理された水が、トリチウム以外の放射性物質を含んでいるとの指摘です。

        処理水放出に関してはトリチウムのことばかりが喧伝されていますが、こうした側面にも注意が必要と思われます。

         

        環境エネルギー政策研究所 (2022年11月)

        https://www.isep.or.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/be149c8c8b720708ba13bca

        5fd491137.pdf

        『放出される汚染水にはトリチウムと炭素14以外にも他の放射性核種(プルトニウム、ヨウ素129,ストロンチウム90等)が含まれ』『処理水を保管するタンク内の放射性物質の総量等正確な測定と海洋生態系への影響評価がなされてない』

         

        グリーンピース(2022年9月)

        https://www.greenpeace.org/japan/campaigns/story/2022/06/21/57848/

         

        『ALPSで除去できないトリチウムや炭素14は「処理水」の中に残されています。除去することになっているストロンチウム90、ヨウ素129、ルテニウム106、テクネチウム99、プルトニウムなども基準値を超えて残留しています。』

         

        原子力資料情報室

        https://cnic.jp/42465

        (2022年4月)

        『処理汚染水には、トリチウム以外にも、ストロンチウム、ヨウ素、セシウム、プルトニウムなど多くの放射性物質が残留しています。』

         

        市民社会を代弁して総括すれば、放射性汚染水の海洋放出は地球への犯罪行為であり天地の摂理の怒りを招くこと必定です。

        哲学の教えを説く立場からは益々注目されつつある「老子の天網」の警鐘を今から鳴らさざるを得ません。

        原子力に関しては専門家よりは市民の直観の方がいつも正しかったことが想起されます。

         

        2023年7月17日

        「原発回帰 」に対する市民社会の巻き返し

        EUタクソノミーの件で御協力いただいているドイツ在住の御存知グローガー理恵様から下記の朗報が送られてきましたのでご報告いたします。

        昨13日、EUタクソノミーに関する別添の5名の元首相の声明を改めて紹介する同氏のメッセージをBCCで発信しましたが、その中で同氏の動きは「原発回帰 」に対する内外の市民社会の今後の巻き返しを象徴するものである旨指摘しました。

        早速反響がありましたがインドの親友のマニ・シャンカー・アイヤール元石油・ 天然ガス大臣より「核エネルギーは核兵器を意味する」との名言が送られてきました。

        これこそ脱原発を核廃絶の前提条件とするよう訴える市民社会の願いの論拠と言えましょう。

        今後の展望に就いては混迷を深めつつある状況下で益々存在意義が実感され出している哲学の教えの三原則(天地の摂理・歴史の法則・老子の天網)に頼ることとしております。

         

        村田光平先生

        もうすでにメールを受け取られてご存知と思いますが、グリーンピースのマーティン・カイザー氏(ドイツ・グリーンピース事務局長-Executive Director)からポジティヴな返答をいただきました。

        カイザー氏は” EUタクソノミーに関する元首相の声明”が提示する重大な意義を理解してくださって、感謝の言葉を添えてくださいました。 現在、ヨーロッパ・グリーンピースはガスと原子力を持続可能なエネルギーとしてEUタクソノミーに含めた欧州委員会を起訴中でが、この元首相の声明がグリーンピースにとって起訴を進めていく上で偉大なサポートとなることでしょう。

        村田先生が、この意義ある元首相の声明をご紹介してくださったことに感謝申し上げます。

        猛暑の中、どうぞご自愛なさってご活躍ください。

        グローガー理恵

         

        欧州委員会委員長ウルズラ・フォン・デア・ライエン様

        脱原発・脱炭素は可能です
―EU タクソノミーから原発の

        除外を欧州委員会が、気候変動対策などへの投資を促進するための「EU タクソノミー」に原発も含めようとしていると知り、

        福島第一原発事故を経験した日本の首相経験者である私たちは大きな衝撃を受けています。

         

        福島第一原発の事故は、米国のスリーマイル島、旧ソ連のチェルノブイリに続き、原発が「安全」ではありえないということを、膨大な犠牲の上に証明しました。

        そして、私たちはこの10年間、福島での未曾有の悲劇と汚染を

        目の当たりにしてきました。何十万人という人々が故郷を追われ、

        広大な農地と牧場が汚染されました。貯蔵不可能な量の汚染水は

        今も増え続け、多くの子供たちが甲状腺がんに苦しみ、莫大な国富が消え去りました。この過ちをヨーロッパの皆さんに繰り返して欲しくありません。

         

        原発推進は、気候変動から目を背けるのと同様に、未来の世代の

        生存と存続を脅かす亡国の政策です。私たちは福島第一原発の事故後、国内外の専門家、研究者の調査、研究によって原発が安全でもなく、クリーンでもなく、経済的でもないということを明確に認識しました。私たちは真に持続可能な世界を実現するためには脱原発と脱炭素を同時に進める自然エネルギーの推進しかないと確信します。

         

        そしてEUタクソノミーに原発が含められることは、

        処分不能の放射性廃棄物と不可避な重大事故によって地球環境と

        人類の生存を脅かす原発を、あたかも「持続可能な社会」を作るもののごとく世界に喧伝するものです。

        もし、原発への投資にEUがお墨付きを与えること になれば、

        委員長の掲げられる欧州版グリーンディール政策の本質とも相反し、EUのみならず世界中の人々の将来に取り返しのつかない巨大な負の遺産を背負わせてしまうことになるでしょう。

         

        福島第一原発事故直後、ドイツのメルケル政権の脱原発への決断は刮目に値するものでした。私たちはその英断を高く評価します。

        今また、ヨーロッパの皆さんが人類の持続可能な未来を紡ぐ決断をなされんことを切に願います。

        脱原発と脱炭素の共存は可能です。

         

        第87・88・89代内閣総理大臣

        小泉純一郎

        第79代内閣総理大臣・細川護熙

        第94代内閣総理大臣・菅直人

        第93代内閣総理大臣・鳩山由紀夫

        第81代内閣総理大臣・村山富市

         

        2022年1月27日(順不同)

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

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