『松木貴子マリアさんの音声健康研究について』
中川十郎
国際伝統・新興医療融合協会理事長
名古屋市立大学22世紀研究所特任教授、日本ビジネスインテリジェンス協会会長
日本ビジネスインテリジェンス協会創設以来30数年、顧問としてご指導を頂いているドクター中松の誕生祝いが日本記者クラブで開催された。
その時、松木貴子マリアさんが日本の和歌を基にした歌唱をされた。日本の和歌をオペラ形式で歌われた和洋融合の斬新さに強い感銘を受けた。この出会いが基で、松木さんに筆者が30年来主宰している日本ビジネスインテリジェンス協会の文化担当理事を委嘱し、音楽を中心とする文化面でご指導を頂いている。人生に於けるご縁とは誠に不思議なものだ。
6年前に、その松木さんから音声を基にした健康について本格的に研究したいがどうだろうとの相談を受けた。欧米では音楽楽器による健康、特に脳への効果について研究がなされているようだが、発音や音声による健康への影響の研究は珍しく、オペラ歌手として研究を深められることは、ユニークであり、大学院で本格的な研究を開始されることを勧めた。
研究熱心な松木さんは努力し、大学院で音声、チャクラを意識した母音発声による誠にユニークな健康への影響の研究で心身健康科学修士号を取得。
筆者の座右の銘『一生勉強、一生青春』の精神で頑張っていただきたい。
ご両親を続けざまに失なわれるというご不幸を乗り越えながら、けなげに音声と健康の研究に日夜励んでおられるお姿には頭が下がる。
筆者が長年、理事長を仰せつかっている「国際伝統・新興医療融合協会」の第6回国際大会(2023年9月14日~衆議院議員会館会議場)で『言霊を意識した倍音発声による自己治癒力』という演題でこれまでの長年の研究成果を発表いただいた。世界の医学界でも極めてユニークな研究発表で、国内外から大きな反響があった。
また最近は覚醒医療ネットワーク理事長で帯津三敬病院名誉院長のご指導も得つつ、「生命力に働きかける医療ネットワーク」でも活躍され、ユニークな研究セミナーを開催。さらに「言霊を神魂(かもす)歌姫」として「倍音音楽&科学」トークコンサートを定期的に開催するなど、精力的に実践活動を続けておられる。研究の実践面でも「超高周波倍音発声法とナノミストサウナ(株式会社コロナ開発、安保 徹医学博士監修の血液浄化・細胞再生装置)」などにも研究を多角化し、研究発表にも精出しておられる。松木貴子マリアさんの音声と健康の研究が国際的にも大いなる成果をもたらすことを強く期待する次第です。